- 中山自動車では、お客様との対話に基づいて車検・点検整備を行なっております。
車検の請求書に毎回ヘッドライト検査調整費用やサイドスリップ点検調整費用が請求されていませんか?
・ライトテスター検査調整費用やサイドスリップ点検調整費用・・・使用時に心当たりがあることをしない限り車検ごとに必ず請求されることはありません。
エンジン冷却水(スーパーロングライフタイプ)の交換はほとんどが新車から7年後に初めての交換時期を迎えます。(一部メーカーは新車から9年または11年後)
・冷却水の性能維持のためと称して交換時期に満たない車には『クーラントブースター』を入れる必要はありません。
車検証や自賠責保険証と一緒に点検記録簿も整頓されて保管されていますか?
・点検記録簿に記録されていることは今までどのような整備や部品交換がされたかを知る重要な診断カルテです。
本来、車検整備や料金は、車を使用した年数、走行距離、使用方法により毎回同じではありません。
今までの整備作業の積み重ねで次の作業は変わってきます。不具合個所の修理や消耗部品の交換をいつ作業するかで料金は変わります。
その車の全ての整備記録を残すことをおすすめします。
年数や走行距離によって交換を要する部品例(車種によって異なることがあります)
半年または3,000km〜5,000kmごと 4〜5年または40,000km〜50,000qごと 使用条件により消耗度が大きく変わる部品 ・エンジンオイル ・スパークプラグ(通常型) ・ブレーキディスクパット(新品10o限界2o) 10,000kmごと ・エアエレメント ・ブレーキライニング(新品4o限界1o) ・オイルフィルター ・バッテリー ・ドライブシャフト(ブーツのひび・割れ・異音) 2年(初回車検は3年)ごと ・エアコンフィルター(2年で交換することもあり) ・ボールジョイント(ブーツのひび・割れ・異音) ・ブレーキフルード ・オートマチックフルード(車種により無交換タイプあり) ・タイヤ(残り溝限界1.6o・ひび・偏摩耗) ・エンジン冷却水(ロングライフクーラント・通常型) ・Xベルト(ひび・摩耗・異音) 10年または10万キロ近くになると交換部品点数が著しく増えることがあります。
@ガスケットやオイルシールからのオイル漏れ
A冷却水や燃料やブレーキのホースの劣化
Bタイミングベルト(定期交換部品)
Cその他ゴム類(ひび・割れ・異音)現在の車はいつでも発電機(オルタネーター)の発電をしているわけではありません。
- 車にあったバッテリーを取り付けましょう!
加速時には発電を止めてガソリン消費量を抑えて減速時により多くの発電を行って電力の収支をとっています。
エンジンが動いていても発電する時しない時があるのでバッテリーに貯めている電気も変動が大きくなります。
アイドリングストップ仕様車はそれ以上にバッテリーが酷使されるので専用バッテリーが指定されています。(品番が全く違います)
省燃費エンジンオイルについて
- 「0W-16 0W-20」と表示されているオイルは、全てのガソリンエンジンに使うことはできません。
- 必ずお車の仕様書を読んで頂くか、お買い求めの販売店にお聞きください。
- その理由で判りやすいのが、日産自動車のホームページにありました。
省燃費オイルは、低温始動性とメカニカルロスを低減させるために、サラサラのオイルです。粘りが少ないとエンジン内部の抵抗 も少なくなるので燃費がよくなるわけです。但し、そのオイルに対応したエンジンでなければ、トラブルの原因になります。
お客様との相談
左の写真は平成12年式のワゴンR(TA-MC12S)の前輪を内側から見たところです。
真ん中のジャバラ状のゴムがドライブシャフトブーツです。経年劣化でジャバラの部分にすじ状のヒビが入っています。
その下のアームの先にあるジョイントブーツのゴムにもヒビがみられます。
このヒビの状態をお客様と診ながら「いつ交換するか」を相談しアドバイスします。
定期交換部品の交換時期を表にしました。(参考資料)