〜江口とミンスパイの一ヶ月・2〜
紙型は便利だけど横にひろがる。
ミンスパイって表題をしておきながら、出来上がったものはミンスケーキでした。いいじゃん。
さて、前回あんなふうに出来上がったミンスミート。これを実際に使ってお菓子にしてみましょう。
本格的に作るならミンスパイ。でもさあ、パイ生地ってめんどくさいのね。タルト型も持ってないし。なのでもう、パウンドケーキの中にぶちこむことにしました。
材料。パウンドケーキだから、粉とバターと卵と砂糖を全部1ポンドずつ。混ぜて焼く。おわり。
ごめんごめん。ちゃんとやります。
【材料】
小麦粉 120g ベーキングパウダー 小さじ1 砂糖(できればグラニュー糖) 100g 無塩バター(必ず無塩を) 100g 卵 2個 ミンスミート 100gほど(好きなだけ)
手元にあるお菓子レシピ本のまんまなんだけどね。本当なら、ミンスミート分の脂と砂糖は減らした方がいいかもしれない。
砂糖とバターは、そりゃ上白糖でもマーガリンでも同じになるんだけど、ミンスミートの脂っこさを考えるとグラニュー糖と無塩バターにした方が無難だと思う。風味がぜんぜん違うからね。ま、口当たりがよくなろうがなるまいが、食べてしまえば皆同じ。
ともあれ、全部材料を量って揃えましょう。
もちろん、バターはレンジで軽くチンするか、室温に戻しておくんだ。小麦粉とベーキングパウダーは併せてふるっておくんだ。オーブンは温めておくんだ。
ミンスミートはぱらぱらになる感じでほぐしておこう。小麦粉をまぶしておくと、生地に混ぜる際に均等に行き渡るらしいのでその一手間を入れてもいい。
【作り方】
バターを白っぽくなるまで泡立てる。 砂糖を2〜3回に分けて入れて、更に泡立てる。 溶き卵を少しずつ入れて、分離しないようにとにかく混ぜる。 粉類とミンスミートを2〜3回に分けて入れ、ゴムベラなどで練らないように混ぜる。 型に入れて、160度のオーブンで40分ぐらい焼く。けっこう時間がかかるのでじっくり焼く。焦げるようならアルミホイルを被せて調整を。
そんなこんなで出来上がりましたー。
適当な大きさに切って、いただきまーす。
感想。
シナモンくさい。
それ以外は普通のフルーツミックスケーキ、でした。
周囲がまるで油であげたかのようなカリカリになっていました。
肉の風味は、有るんだか無いんだか。
そしてとっても胸ヤケがする。
これもクリスマスプディングと同じで、これからの冬に向けて脂肪を蓄えるための食糧なのか。
ともあれ、今後のアレンジとしては、パン生地に混ぜてみるのはどうだろうかと。あと蒸しケーキ系ね。
ミンスミートが油ぎっとりだから、混ぜ込む生地の方には油の少ないものをチョイスすべきであろう。
結論として、ミンスミートは肉が入ってもとくにゲテモノではなかった、と。
あと、シナモンは入れない方が好き。江口の好みとして。
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さーて。来年のえぐぴょんはー。
パンドーロを作れるものなら作ってみろ。
おわり。
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追記。
上記(↑)では、あんまりおいしくないような発言をしておりましたが、この記述の翌日に再び食べたところ、たいへんおいしくなっておりました。
焼き菓子は、焼きたてを食べるよりも1日2日置いた方が、味が馴染んでおいしくなるといいますが、ああそうか。
というわけで皆様、このケーキはおいしいですよ。