2014年12月。江口は悩んでいました。
〜江口とティラミスの一日〜
内容とは関係ないけど、ホットバタードラム。
江口のクリスマス企画だけを見ている方はお久しぶり! 日記はキモチ毎日更新してるからそっちも見てね!! 更新してないときは体力が限界の時だ!!!
さて、いきなり冒頭に登場しましたのは、ホットバタードラム。
江口とバタラム(略すなよ)の因果関係については、12月18日あたりの日記を読んで貰うとして。
出来上がったものは、製菓用ラムダークにマーガリンをぶちこんだ、まったく定義を無視したものでした。
定義を無視しまくった、今回の企画にふさわしいやと思って冒頭に持ってきた次第で御座います。
はい、今年の企画は定義を無視しまくったティラミスになりました! 私はハイになれるかしらん!!
今更ですが、僕らのwikipediaより、ティラミスの解説です。
日本での登場は1990年、バブル景気の真っ只中、つまりイタメシブームの頃ですね。超オシャレな新しいイタリアンドルチェとして紹介されました。
余談ですが、江口の印象では、この同時期にチーズ蒸しパンが発売になり、「なんかチーズが市民権を得てきてる」って思い始めてました。
更なる余談ですが、ワイドショーではしばしば、ティラミスに変わる新しいスイーツを紹介しようと企みますが、江口が偶然目にしたそれらのひとつは、チェリーパイ(出典:ツインピークス)。定着しなかったなあ。
特にクリスマス菓子でも何でもないティラミスをなぜ今年の企画にしましたかというと、長い長い理由があるのですよ。
江口は息子ちゃんが大好きです。息子ちゃんのためなら何でもやってやろうと思います(娘ちゃんはまだ自己主張をしないのでそのうちに)。
だから息子ちゃんが、たまたまテレビのチャンネルを変えている途中で通過しただけの『ごちそんぐDJ』を、見たいというならチャンネルを戻して見せてやるのですよ。
見たときの番組内容が、ティラミスだったのです。
しかし作ってやりたくとも、3歳児と、もしかしたら1歳児も食べるかもしれないものに、生卵の入ったクリームを使う菓子ってなあ。
そして江口が所持しております、集英社non-noお菓子基本大百科。コレにもティラミスのレシピが載っておりまして、デコレーションがクリスマス仕様だった。
そうだよな、最近じゃクリスマスケーキカタログに、普通にティラミス載ってるよなー、ティラミスもクリスマスケーキだよなーと、いいように解釈。
しかもレシピに生卵を使っていない。これなら幼児どもにもOKだ。もっと言うならマスカルポーネチーズも使ってない。
本当は今年の企画としては、シュトーレンを考えていた。でも材料が手に入らなかったのと、作るのがめっさめんどそうだった。
関係ないが今日、買い物に行ったらシュトーレンが製パン売場で小さいの400円で売られてて、すごい身近になったなとびっくり。
以上の長い長い理由により、今年はティラミスになったのです。ふう、それじゃ仕方ないな。
では、ティラミスの作り方。
材料を揃える。
チーズクリームと、ココアスポンジと、コーヒー。あと飾り用にココア。
容器に順番に入れる。
できた。
おわり。
うん、さすがにもうちょっと詳しく書こうか。
まず、レシピそのものは、お菓子基本大百科に頼っています。分量の違いは、江口のアレンジ、というか、「クリームチーズ220gってあるけど、1箱200g入りしかないしなー」とかの理由によるものだ。
【材料】
◆チーズクリーム→室温で柔らかくしたクリームチーズを泡立て器でなめらかにした後、砂糖・水切りしたヨーグルト・泡立てた生クリームを混ぜる。 ◆ココアスポンジ→卵を湯煎にかけながら泡立つつ砂糖も入れて、白っぽくなったら合わせてふるっておいた薄力粉+ココアをin。天板に流し入れて200℃のオーブンで10分〜15分。 ◆コーヒーシロップ→全部入れて煮立てる。 ◇ステキな器に、コーヒーシロップで適度に湿らせたココアスポンジ→チーズクリームを、気の済むまで詰めて、最後にココアを飾る。 |
作った感想。
めっさ簡単やった。一番手間取ったの、生クリームの泡立て。案外簡単完成だイエー。
なんで泡が立たないのかなー、ボウルが小さいか、水気でも残ってたかなー、と苦労しながら何とか泡立てて、ふと空容器を見たら、中に脂肪分がごってり残ってた。これ、品質的に大丈夫だったのか。
あと、ココア30gも入ったココアスポンジって、存外ずっしり重い。もうちょっと減らしても、もっと言うなら無くてもいいかもしれん。
な?
マスカルポーネチーズもビスコッティもエスプレッソも何一つ使ってないさ! これでティラミスを名乗るんだからいい度胸さ!!
でも可愛い息子ちゃんが喜んで食べたのでよし。コーヒーを苦がっていたけどドンマイ。
娘ちゃんは食べてくれなかった、なにを警戒されたか。
なお、息子ちゃんはこの番組の影響により、「ダメよ、ダメダメ」を時々口にするようになるのだが、世間的にはこのフレーズは日本エレキテル連合が使用して今年の流行語になった言葉であり、傍目にはまるで息子ちゃんが流行語を使っているように見えて何ともムニャムニャである。
はーい、そんなわけでおつきあいありがとうございました。
今年の企画は、作ったモノ自体が簡単なので、記録も簡単に終わります。
さあ、来年は何を作りましょうか。
と、こうして考えてきて、思い出したことがあるんだ。
別にココの企画って、スイーツに限らないのな。そもそも第1回がローストチキンだったし。
じゃあ、スイーツじゃないとして、クリスマスに欠かせない料理ときたら何だ?
異論はあろうが、江口はチューリップだ。
というわけで、初心に返って、来年はチューリップフライ!!
だってここしばらく、機動力が付いて台所まで入ってくる赤子がいるばっかりに揚げ物を作れなくてフラストレーションが溜まってるからな。
来年の企画までに解消されてたら、違うものを作るかもしれん。
ローストターキーとか。