レモン哀歌
あまりにも有名な高村光太郎の「智恵子抄」。
その中でも多くの人に愛されている「レモン哀歌」。
中学校の国語の教材にも使用されているようです。
賢治の「永訣の朝」の陰惨な色とは異なり、明るいみずみずしいレモンの色が、その死をいっそう際だたせます。
「レモン哀歌」の5行目に、有機物である(いわば「生」)のレモンから、突然無機物の(いわば「死」)のトパアズがでてきます。
なぜ「トパアズ」なのでしょうか?
トパーズは黄玉とも呼ばれる宝石です。確かに色はレモンと同じ(※無色透明のものが多い。淡褐色、黄色、ピンクのものもある)。
ひょっとして智恵子の誕生石(トパーズは11月の誕生石)かもしれない・・・!
早速インターネットで検索。
・・・・・調べ中・・・・
明治19年5月20日生まれ・・・
どうも考えすぎかもしれません。もっとそのまま感じればよいのかもしれません。
「トパアズいろの香気」
それは、永遠の結晶かもしれません!(2001/11/10、TAKA)
文学の色
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