文学の色


高村光太郎  現代詩の父

レモン哀歌について・・・トパアズいろの香気が・・・
あまりにも有名な「レモン哀歌」
その中にトパアズいろがでてきます。
著作権のため、詩の全文はありません。2006年12月末日著作権消滅。(1956年4月2日死去)
レモン哀歌(正)
レモン哀歌(誤)・・・申し訳ありませんm(_ _)m 3ヶ所誤りがありましたm(_ _)m (2010/5/2追加)


宮沢賢治  イーハトブの詩人

永訣の朝・・・蒼鉛いろの暗い雲から・・・
蒼鉛とは金属のビスマスのことです。
「蒼」があおいという意味なので、「蒼鉛いろ」は彩度の低い暗い青のイメージとなりがちなのですが、蒼鉛は、やや赤みを帯びたすばらしい光輝をもつ鉱物です。 蒼鉛の鉱物
蒼鉛いろをバックにした永訣の朝を読んでください。

銀河鉄道の夜・・・石炭袋だよ。そらの孔(あな)だよ。・・・
石炭袋(ぶくろ)は、ブラックホールか!?
「ほんとうのさいわい」は、ホワイトホール?

光の目録(カタログ)・・・光の目録(カタログ)を送ってくる・・・
「光の目録(カタログ)」は、色いろいろのサブタイトルでもある。
「春と修羅」第二集〔この森を通りぬければ〕



立原道造  ソナチネ詩人

村の詩・・・村の入り口で太陽は・・・
室生犀星に差し出した「散歩詩集」
彩られた文字で書かれている。

5月の風・・・ゼリーにして持って来て下さい・・・
青い星のような・・・
Blue comet?



斎藤茂吉  アララギ派の歌人

赤光・・・おきな草口あかく・・・
茂吉が愛したおきな草
赤色赤光(しゃくしきしゃくわう)


文学の中の色

タイトルに「色」を含む作品


(2001/1/1、TAKA)

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