科学の色

鏡の国のアリス(1)

 ルイス・キャロル(英国:1832〜1898)は、「不思議の国のアリス」の作家としてよく知られ親しまれているが、続編「鏡の国のアリス」も興味深い。 アリスが鏡の国に迷い込み、様々な不思議な体験や冒険をする児童文学である。
グレートホール
 赤のの女王、ハンプティ・ダンプティ、ユニコーンなどの愉快なキャラクタで子どもたちに人気があるが、 鏡に映さないと読めない鏡文字の本の話や、『多分、鏡の国のミルクは飲めないわね』という光学異性体を予言する話など、鏡に関する興味深い内容も書かれている。

 先日、機会があってルイス・キャロルが学び、また数学の教鞭を執ったオクスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジを訪れた。 伝統を感じさせる建物やその中のグレート・ホールは、なんとパリー・ポッターの映画でホグワーツ魔法学校の食堂として撮影された(右写真)。

 さて、このグレート・ホールにルイス・キャロルの肖像画があったのだが、なんとなんとTAKAは写真を採り損なってしまったのだ。 後で調べたところ、右上側の写真の真ん中に入り口があるが、そのすぐ左に飾られているのがルイス・キャロルの肖像画だ。 ほとんど見えないルイス・キャロルの肖像画

 右下側の写真は、その部分を拡大したものであるが、頭が邪魔をして7割方見えない。これは、ルイス・キャロルファンとして耐え難いこと。

 ん?! ひょっとしたら、TAKAの弟子の12使徒が撮しているかも知れない?!

 きれいに撮している人には、10点プラスになります。明日を期待しています。

(2010/4/8、TAKA)

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