白壁

白壁

 勤務しているS出高校の象徴は白壁(右写真)。昔は漆喰白壁であったが、現在はコンクリートに吹き付け塗装(-_-;)。

 漆喰は消石灰(水酸化カルシウム)もしくは生石灰(酸化カルシウム)を主原料とし、城壁や土蔵に使用された。 防火性が高く調湿機能があることが特徴であるが、乾燥によるひび割れや耐震強度等に問題がある。
 ホルムアルデヒドが発生しないので、安全な内装材として見直されている。


赤壁

赤壁

 K川県H田町の古い町並み。老舗の醤油屋周辺は、レトロ調。醤油等で壁が汚れないようにか、「なまこ壁(下部)」と「ベンガラ色(上部)」。

 元々は赤漆喰で造られていたはずだが、残念ながら現在はペンキで塗った部分が多く見られる(-_-;)。


黒壁

黒壁

 黒漆喰は、漆喰に油煙(ススを思われる)を混ぜたもの。理由は不明だが、K県(他県にもあるかもしれない)の農家は黒壁が多い。

 塀は使用例が少ないようで、やっと見つけたのがS出市の寺のもの(右写真)。

(2006/9/11、TAKA)

コートに塩
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