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三高土曜公開実験

台所用濃縮洗剤


シャボン玉液に「ライオンのママローヤルα」は使用しないでください。

ママの悲劇

連絡もなく「ライオンのママポケッティ1/2」が発売中止になって2年。
全国3千万人のシャボン玉愛好者は、突然のできごとに混乱し、泣き崩れました。これが有名な「ママの悲劇」です。

我々は「バブルマシン」開発することにより、その悲劇を乗り越えました。

ところが第2の悲劇待ち受けていました。
先日新企画のため、いつものようにシャボン玉液を作り、実験を始めたのですが、どうも様子がおかしい。膜は灰色ですぐ割れてしまうのです。
液が不均一と考え、よくかき混ぜ直したのですが、結果は同じ。
さらにスターラー(自動的にかき混ぜる道具)で1時間、2時間とかき混ぜましたが、液は濁ったまま??

翌日に見ると、なんと液が上部1/3の所で分離(水と油のように)しているではありませんか。

いったい何が起こったのか!

水か?のりか?それとも洗剤か?
使用したのは、蒸留水、のりはいつものクラノール、洗剤は、・・・

「ライオンのママローヤルα」

これだ!・・・と他の洗剤「モア」「ジョイ」と試験管で比較実験。
なんと「ライオンのママローヤルα」だけ濁ることが判明しました。(翌日には分離した)

これは、第2のママの悲劇と言えよう。
多くのシャボン玉関係のホームページは、「ライオンのママポケッティ1/2」が発売中止になったにもかかわらずその事実を伏せ続け(更新をサボった?)、「ライオンのママポケッティ1/2」をシャボン液に推奨し続けました。
何も知らない新シャボン玉ファンは、「ママなんとか・・・」とお店で「ライオンのママローヤルα」を購入しシャボン玉がうまくできないので、そのホームページを呪い二度とシャボン玉に手を出さなくなったかもしれないのです。

結論:シャボン玉液に「ライオンのママローヤルα」を使用してはいけない。

原因は、まだ特定できていませんが、たぶんのりの水酸基と「ママローヤルα」のある成分が化合し、水に不溶性の物質ができたものと考えられます。
わかり次第報告します。

(2001/5/18)

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