MTBのレースだ!の巻(その11 肉、そして、挑戦)
2000.06.21
レースの終了した大佐。
あとは、抽選会を待つばかりだ。
レースを終え、ベースキャンプに戻ってきた私だが、まずは、風呂だろう。
後片付けは、チャボに任して、私はさっさと風呂に行く。
ザバー・・・・・
一風呂浴び(シャワーしかないのだが・・・)、上機嫌で帰ってくる。
すると、どうだろう。
チャボは後片付けではなく、炭火を起こし、肉を焼く準備をしているでないか。
チャボ「肉が残ってますけど、焼きますよ。」
大佐「あ〜、残ってたな。おう、食うか!!」
じゅーじゅーじゅー
バクパク・・ジュージュージュー
良い音と、匂いを撒き散らしながら、我々は焼き肉を頂く。
二人だけだというのに、大量にある肉・・・・
しかし、焼き肉となれば、腹に納まる場所も別。無心に食べる。
チャボ「あ〜、食べましたね〜」
大佐「あ〜、食ったな〜、しかし、先にこれを出さなくてよかった。先に出してたら、大変な事になってたな。」
チャボ「そうっすね。あっと言う間に無くなってたでしょうね。」
大佐「じゃぁ、片付けれるものから、片づけよう!」
片付けをしていると、ようやく放送が聞こえてきた。
放送「これより、閉会式を行います。選手の方は大会本部前にご集合ください。」
大佐「やっと、この時が来たぞ。」
チャボ「そうっすね。さて、何を貰って帰りましょうかね。」
もう、すでに当たりを確信している。
昔から「獲らぬたぬきの皮算用」とあるが、今の二人には関係がない。
チャボ「ちゃんと、MTBが当たったら、乗せれるように場所確保しておいてくださいね。」
大佐「任せておけ、今回は荷物を減して来てるから、大丈夫だ!」
わっはっはっはっは・・・・
二人の笑いが小田の山々にこだまする。
本部「これより閉会式を行います。」
・・・・・
閉会式が始まり、続いて表彰式へと移る。
我らが、Team WINNERのチャンピオンクラスにも、受賞者が続出した。
流石は、WINNERである。
私のような、キャンプチームもあれば、最高位クラスでTOPを獲る選手もいる。
実に幅の広いTeamである。
表彰式も終わり、とうとう、この時が来た。
抽選会である。
この大会の目玉的イベント!
何と今回は、PS2まで商品に並んでいるではないか!
大佐「すまんな、チャボ。PS2は俺が頂く。」
チャボ「仕方ないですね。じゃぁ、私はMTBでいいっすよ。」
馬鹿な会話である・・・・
アナウンサー「さーて!今から抽選会を行いますよ〜!!」
おぉ、いよいよだ!!
我々は、いや、会場中が一点に集中され、一瞬の沈黙が当たりを埋め尽くす。
さて、どうなる!!?大佐!
俺に限って、外れることはないだろう!
だって、12枚も持ってるんだからなぁ〜
続く・・・・