虎の穴・・・の巻(前編) 

2000.05.17


      日、G.Wの真っ只中に、我らがshopのTeam WINNERの合宿(一泊二日)が行われた。
     私は、何故か2年に1度参加している。別に意識しているのではなく、結果的にそうなっているだけなのだが。
     始めに言っておくと、この合宿。かなり過酷な合宿である。
     泊まる場所は、人里離れたロッジである。どれくらい離れているかと言うと、公衆電話まで車で20分は走らないと
     辿りつけないくらい辺鄙な場所なのだ。
     しかし、言替えれば、どんなに騒いでも民家に迷惑をかけるわけでもなく。
     自然の中に完全に打ち解ける事の出来るいい場所なのだ。
     早朝には、皆でトレッキングをし、自然の中を散策する。(前日の宴に生き残る事が出来たならだが・・・)

      まぁ、そんな辺鄙なところに泊まり、2日間走るわけだが、今年は、その2年に一度の年だった。
     が、私も忙しい身である。前日のキャンプにどうしても参加する事が出来ず、2日目のみ参加となった。

      当日、私は同志を連れて、現地に向かった。
     少々送れ気味である。結果時間通りについたが、前泊チーム(本体)が来ない。何故だ・・・・
     約一時間遅れで本体に合流。どうやら、二日酔いで撃沈者が出ていたらしい。
     そんな訳で、約一時間遅れで、約3時間位かかるであろうと思われるコースに挑むのであった。

      まずは緩やかな登りが続く、しかし、天気も良く、体調も良好である。心地よい、そんな気さえ感じる。
     しばらく走ると、今度は緩やかな下りへと変わる。道(オフロード)もそんなにひどくなく、私達の心地よさは
     頂点へと達する。まさに、ドーパミンの大放出である。

            (参考)ドーパミン:脳内麻薬物質と言われ、要はハイな、いい感じなのだ。

     全道のりの1/3を進んだ頃で、一回目の休憩である。
     皆、心地よい気分に浸っている。。景色も最高である。
     ここまでで、出会ったのは、林業系の軽トラのおっちゃんと、モトクロスライダーくらいだ。
     皆、すれ違うたびに挨拶を交わす。町の喧騒を離れ、自然に浸っているからだろうか。
     素直な気持ちになっていく。快調である、そうここまでは・・・・・

     一回目の休憩を終え、更に奥地へと進んでいく、が、いきなりの登りだ。
     ここで、いきなり目の前の視界が広がる。と、そこには雄大な建造物。ダムが現れた。
     でかい・・・しかし、美しさをひしひしと感じる。思わず、シャッター。カシャ!!


     大森川ダム

     どうやら、このダムの上に登るらしい・・・・・
     まじっすか???

     続く・・・・