海の頂の巻(その11 集中力) 
無心になるのだ!!
そうすれば、怖い物なんてないんだよ。
だから、無心で・・・・

 私の司令部から、通達が回ってきました。

そう言えば、久しぶりに自転車に乗ったよね。
     ↓
後半結構辛い登りが待っているよね。
     ↓
その為には、体力を温存しとかなくちゃいけないよね。
     ↓
ここで無理しちゃいけないでしょ。
     ↓
無理すると死んじゃうし。
     ↓
出るんじゃなかった・・・・・(TT)


そうこうしている内に、最初の登りが始まりました。
少し登った所で前が詰ってきました。
前方で走ってたのが押して上がっているので仕方ない。自分も押していくしかないでしょう。

F1などのレースのスタートしてすぐの第1コーナーと一緒の状態です。

押し鞍まんじゅうぅ〜〜 

やっぱり、最初に無理をしてでも前の方に着けとくべきだったか・・・。


あぁー 大佐・・・ 僕が間違ってました。


と、後悔しても遅いのです。

最初の登りも結構長いんです。
しかもシングルトラック(狭い道って事)なので、自分の周りみんながへこへこ自転車を押しています。
ここでは、競争心とかそんなもんが、どっかへ行ってしまった感じ。

やっと登りが終わると、今度は下り坂。
登りで頑張れない分、多少無理してでも
             下りでタイムを稼ぐしかない。


それしか、出来ないのです!!(号泣)


しかし、まだシングルトラックの状態。
前もそこそこ詰ってるし、林の中だから下もぬかるんでいます。

再び、流れに身をまかせていると・・・。

「右行きます!」

あっ、\(◎o◎)/!

女性だ、追い抜かれてしまった。
しかも、こんな狭いところで無理せんでもいいのに・・・。
(いあやいや、レースだからね。無理するよ。)

あっ\(◎o◎)/!こけそう!!
ふぅ〜 何とか持ちこたえたようです。

おっと、危ない!!(ヒヤヒヤ物です)


で、ふと気付いたのですけど・・・・



ずっと、お尻見てた。僕・・・

のんびり観察している暇はありません。
この人に負けない様に、ついていかなくては!!

えへへ・・・・