小田深山リッジランナーキャンプの巻(その3 設営) 

事も終わり、そそくさと店を後にする。
気の良い親父の店だったな。。。。 そんな感想を残しつつ、再び出発。

サイダー1本で、こうも態度を変えるかと、やや物欲に飲み込まれながらも、先を急ぐ事にした。

途中で、ローソンでトイレ休憩。
ついでに、おにぎりなどを購入する。
昼時を迎えてか、心なしおにぎりの数が少ない。



なんか、ビビンバおにぎりばかりが残っている。


買い物を済ませ、トイレを済ませ、あとは山道を登るだけ。
延々と1時間ほど、山道をクネクネと登って行く。

そして、辺りがぱっと開いたかと思うと、目的地の「小田深山スキー場」である。

すでに、ダウンヒルのレースが終了し、スラロームのレース準備をしている所のようだ。

我々は、キャンプ用地に、車で乗り込んで行く。
周りには、ダウンヒルのレースに出場していた人たちでいっぱいだった。
キャンプをする為に、テントやタープを張っている人たちもいる。

私は、早速、今回の我々のベースキャンプ地を探す事から始めた。

大佐「ちゃぼ、 この辺りでどうだ?」
ちゃぼ「そうっすね。ここにしましょうよ。」
大佐「じゃぁ、そっちに車置いてくれ、俺はこっちに置くから。」
ちゃぼ「了解しました。」


さて、ここからはアウトドアラーの腕の見せ所である。
すばやくテントや、タープを張ってこそ、アウトドア上級者。

もたもたしていたのでは、太陽が沈んでしまう。
山の日没は早くて、恐ろしく寒いのだ。
それまでに、炭を起し、メシの準備までしなくていけないのだ。

大佐「ちゃぼ、そこ持ってて、ロープを先に張っちゃうから。」
ちゃぼ「あいよー」

大人が4人もいれば、おちゃのこさいさい。
手が8本もあるわけで、少々の風が吹いていても、どんどん建っちゃうのだ。

見事、あっという間に、スクリーンテントと、テントが完成。

大佐「時間もあるし、受付けに行くか。」
ちゃぼ「って、事は、例のあれも・・・ですね。」
大佐「うむ。その通り!ちゃんと金を持って行けよ。」
ちゃぼ「わかってますよー」

本部席で、受付を済ませ、いつも抽選券を購入する。
今年も、ちゃぼが10枚、私も10枚。2000円づつを支払う。

ちゃぼ「今年も当たります様に・・・」
大佐「必ず当たる!!

どこから来るのか、絶大な期待感と自信を込めて、名前を書くのであった。