危機一髪・・・  の巻

危険・・・・それは、とっても危ない事
危害、損失の生ずる恐れがある事
めちゃびびる事。

  

 人生、いついかなる時に危険な状態に陥るかわからない物である。
そう、まるでどこからともなく飛んでくるような鳥のフンみたいなものだ。

自分では気付かないうちに、その危険に近づいているのかもしれない。

予想できないからこそ、危機だったりもするのだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


朝、いつもより少し遅目の出勤(フレックス出勤)。
朝飯を食い、いつも通りに車に乗り込み、会社に向かう。

しかし、何の変哲も無い日常。普通の
奴は身を潜ませ、俺を狙っていた。俺が油断するのを・・・・

会社の駐車場につく5分ほど前。
国道を走っている俺。急激に襲った腹痛。

きゅぅ〜〜〜〜〜

俺、はぅぅ〜〜〜〜 (;°°)である。

まだ、この時は余裕だった。
なんとかなるだろう的な部分もいっぱいあった。
しかし、奴はそんな俺に追い討ちをかけてきたのだ。

駐車場到着。
新たな波が押し寄せる。

ざぱぁ〜〜〜〜ん

俺、はぅぅぅぅぅ (;°°) である。
冷や汗が、たらりと流れだす。
この時点で、ようやく身の危険を察知した。
しかし、奴の攻撃は手を緩めない。
しかも、早い!

ざぱぁぁ〜〜〜ん 
      ざぱぁぁぁ〜〜〜ん 

まさに、ワンツーパンチだ。

この会社、駐車場は、その国道を渡った反対側にある。
長く感じる信号・・・・

打ち寄せる波。波。波。

いつもより、かなり長く感じる。

俺「早よ。変われーーー!!!!」もう、余裕なんか無いさ。

『職場まで持ってくれ』と願っていた俺も、流石に限界点。

何とか、更衣室に到着。
しかし、奴の執拗な攻撃は続いている。

<おらおらおらおら・・・・・>

俺は上着を着た時、限界点を超えた・・・・
レッドゾーンも、ぎりぎりの位置である。

着替えもしないまま、トイレに直行。

入ると同時に、奴は姿を現わした。

危なかった・・・・実に危なかったのだ。

もし、仮に先約がいたら・・・、俺は終わっていた。(T-T)

職場に電話し、「昼から出勤します。」と告げていただろう。
変な内股状態で、再び、駐車場に向かっていただろう。

まさに危機一髪だった。

あぁー 神よ。私が何をしたのでしょうーか。
昨日、昼間からビールを飲んだからですか?
それとも、腹出して、寝てましたか?  あぅ(x_x)

そして、ゆっくりした気持ちで、更衣室に戻る。
油断し過ぎて、チャック全開だとも知らずに・・・・あうち(x_x)


その日一日、トイレと友達になれた事は言うまでもない。

しかも、鮮血が交じり出した時、『俺も痔主の仲間入りか?』とも思った。
(たぶん、大丈夫。)

それを聞いた同僚は、直腸検査を薦める。

そんなカエルのように、ケツから空気を入れられるのは、まっぴらごめんさっ

取り敢えず、今日の晩御飯はおかゆ決定。


あなたの後ろにも、危険が迫ってるかも・・・・・

        




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