祝いの気持ち・・・  の巻

先日、友人の結婚式に招かれた。
新婦側で招かれたわけだけど、
お祝いの仕方っていろいろあるよね・・・

  

 結婚式 人生で大切な大切な瞬間。
人にはいろんなお祝いの仕方がある。
友人として、上司として、親類として、恩師として・・・・・

結婚式の始め、来賓あいさつ。
これほど曲者なスピーチはない。
長くて面白くないとなれば、いきなり印象が悪くなる。
これが、面白かったり、短かったりすると、とたんに好印象を与えるのだ。

今回は、長かったが飽きなかった。
新婦側の来賓は元校長先生。良い話しするねー
なんか、利休の話ししてた。
「一から習って、十を知り、また、その元の一に帰る。」とかなんとか・・・
学校の時はとくでもない話しとしか考えてなかったけど、良い話しするよー


でも、何より結婚式で楽しみなのは、友人代表と、余興。

友人代表・・・それは秘密を暴露し、且つ、笑いの絶頂を得る事が出来る権利である。

それは、友人にも因る、普通に話しお祝いするパターン
絶対笑い!の笑い命のパターン

私は後者。もち笑いである。しかも、その中に暖かさを残したりして・・・
と、まぁ、いろんな形があると言う事である。

人には、人前で話すのが得意って言うがいるけど、不得意って言う人の方が多いんじゃないかな。
かく言う私も苦手。でも、笑いは欲しい。んー贅沢。

でも、得意でも不得意でもルールもあるのだ。

今回の結婚式の余興の話し

新郎側の職場の仲間が余興をした。
いきなりのはだかネタ。一人が博士。二人が助手。
でも、何故か助手は裸なのだ。しかも、緑のパンツ一枚である。
そして、式場を行進。質問があったり、いろいろと考えられていた。(^-^)
それは、楽しい物だった。

エロネタは、一歩間違えば場内が引くばかりか、激怒されかねない。
しかも、である。
勇気を通り越した、身を呈してのネタである。
頭が下がる思いがした。

しかし、悲劇は起こった・・・

友人が大仏に似ている事からか、掛け軸に「南無阿弥陀仏」と書いて進呈したのだ。
まさに、(+。+)アチャーである。



目の前にいた校長先生激怒!!



周りに悟られないように、怒りを露にし蹴り蹴り蹴り
それは、アントニオ猪木を髣髴させるかのような、アリキック!!
まぁ、会場中がそれに気付く事なく、余興は進行。
しかし、その周辺が引いたのには間違いなかった。

その後も、一気飲み(×四回以上)など、身を呈した余興は続き。
最後はネタ落ちが厳しかったが、旨くまとめた。




さて、この事件、どうだろうか・・・・・


確かに「南無阿弥陀仏」はまずかったね。
若いメンバーだけなら気付かないだろう。
しかし、気にする人は気にするのだ。結婚式だしね。
場所はわきまえなくてはならないのだ。

だが、ここはあえて言いたい。
元校長先生も校長先生だ
人間、人前で怒られれば、傷つくしやる気も無くす。
しかも、今は結婚式。状況を考えて欲しかった。

怒った気持ちもわかるが、場の雰囲気も考えろって事だ。
その事で、誰が一番嫌か・・・結婚式で怒ってる人を見るほど嫌な物はない。
新郎新婦は、目の前で繰り広げられてる光景をどう感じただろうか。

確かに、一番悪のは、そうした配慮が足りなかった事だが・・・・・

まぁ、その後、いろんな人(会社側)が校長に、酌を次々に注ぎに来た事は言うまでもない。
校長も嫌だっただろうなぁ こう言う役って嫌だもんね。

でも、でもだ。
余興して楽しませてくれた人たち。

何も気にする事はない。
次、それをやらなければいいだけだ。

あなた方の勇気に、そして友人を祝福する気持ちに、多いに敬意を払いたい。
このネタを披露するのに、どれだけの準備が必要だっただろうか。
仕事の合間、終わってから、悩んだだろう。
「おい、裸で大丈夫か?」とか、「落ちはこれでいいのか?」とか・・・
あなた方のお祝いする気持ちは、充分に会場中に伝わったし、

                 新郎新婦にも伝わった事だろう。

でも、最後まで楽しくできてよかった。
いい結婚式でした。(^-^)

いつまでも幸せに。また、遊びに来てくださいね。
パスタをご馳走しますよ。 今度は旦那さんも一緒にね。


ぺりかん大佐からの祝い。
  幸せ・・・それは、些細な事でも感じ取れる事。決して成る物なんかじゃなく。
  感じ取る事の出来る気持ちです。小さな事でも幸せと感じ取れる家庭を築いてください。

        




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