本日の予定は、午前中に仕事の打ち合わせ。
早速、新横浜まで移動し、仕事をさっさと終わらせてしまう。

新横浜にきたついでに、「ラーメン博物館」を探し出し、店の前まで行ってみたものの、
大きく書かれた ＜入場料３００円＞の文字。

「おいおい、入るのに金がいるんかい！！」

それでも、数人が順番待ちをしているではないか。
入場料払って、飯代払って・・・ 一体、いくら出せばラーメンが食えるんですか！？

そんな事を考えると、別なところでもいいやとなってしまう。
「ラーメン博物館」を後にし、駅に戻る。
そして、お土産の「鳩サブレー」を２つ購入。

一路、ベースキャンプ地（ホテル）に戻り、今後の予定を確認する事にした。


裏任務 その２ 『ぷちオフ会 及び、中華街を制圧せよ！』


オフ会までの時間を、そこはかとなく潰す。
そして、予定通りに、リーダーに電話をかける。

「ただいま、電話に出られません。」

虚しくも、電話の向こうからは、「ダメだよー」と拒否。
まっ 出れない時もあるさ。

しばらくして、再び、電話をかける。

「ただいま、電話に出られません。」

なぬ！？

またまた、しばらくして、電話を・・・

「ただいま、電話に出られません。」

ほげっ！！

またまたまた、しばらくして、電・・・

「ただいま、電話に出られません。」

うごーーー！！！

時間を置いてもかからないし、かかってくる事もない。

ぺり「と・取りあえず、中華街へ移動だ。」

時間はすでに７時に近くなっていた。
もしかして、俺は捨て猫ですか？？

きっと、仕事か何かで、急にダメになったんだよね？ね？
なんかあったら、かかってくるよね？ね？
電話番号だって、連絡してあるしさ。
自分を言い聞かせるように、中華街の中をさまよう事にする。

「よーし！ 中華街を制圧してやるぜ！」

気分を取り直し、中華街に足を踏み込んだのだが・・・・


　　


いきなり、中国らしい門の出迎えである。
行く前に、先輩に教わった言葉を思い出す。

『中華街で飯を食うなら、路地へ入って食え！』

そろそろ腹も減ってきてるし、うろうろしながら今日の飯処を探すのだ。
しかし、それにしても、ここまで異質だとは思わなかった。

メイン通りには、中華料理店と、土産物屋が乱立し、
至る所で、栗と、中華まんを売りさばいている。

たまに中国語であろう言語が、聞こえてくる。

「ここまで、違うとは思ってなかったな。」

友達への土産物などを探しつつ、メイン通りと、路地を徘徊する。
中華街と言っても、それほど広くはないようだ。
メイン通りも端から、端まで行くのに、それほど時間もかからない。

途中、１軒の土産屋で、お土産を購入する。
（これが、何であるかは、あとのお楽しみ）

しかし、聞いてはいたが、夜の中華街の、飯処は値段が高い。
「５０００円から」とか、「３０００円 ２名様から」とか、
１人で悪かったな！！ 思いつつも、２人でもきっと入らないだろうなぁ
と、妙に華々しく輝きを放つ店から、遠ざかる。

飯を食うなら、やはり路地入りなのか？
数本の路地をさまようが、それと言って、ピンと来るところがない。

そして、最後にしようと、入った路地。
一つの看板が目に入った。

「１０００円セット」

セット内容は選択式になっていて、何とデザート付き。
これを逃せば、他にはないだろう。

早速、中に入ると、片言の日本語で案内された。

ぺり「中華丼のセットでお願いします。」

実は、それ以外は、ピーマンが入っているような気がしたので
私的には、中華丼セットを選ばざる終えなかったのだ。
私は、ピーマンが食えない体なのだ・・・

注文を受けると、厨房へ伝えに行く。しかも、中国語（らしい）言葉で。
他にも、お客は２組ほど入ってた。どうやら、２階もあるようなので
そちらにも、数組入っているのだろう。

しばらくすると、「中華丼」と、「エビワンタン」が運ばれてきた。
そして、「餃子」も続いて、運び込まれる。

味の方はと言うと・・・・ 濃い

まずくはないが、味が濃いのだ。醤油辛いって言えばいいのかどうなのか。
餃子は旨かった。「おいひぃーじゃん はふっ　はふっ」
焼き立ての餃子と言うのは、何と旨いものなのだろうか。

もともと、関西の薄味派。ちょっぴり濃い味だったが、まだストライクゾーンである。

そして、最後には「杏仁豆腐」のデザートで締めくくる。

帰り際に、中華菓子を１つ買い。店を後にした。
それにしても、「ぷちオフ会」はどうなったのだろう・・・・

中華街の夜の風も、これまた、寂しいものなのであった。 ぴゅーー


＜後日談＞
帰宅後、メールチェックしてみると、やはり仕事で行けなくなったと連絡が入ってた。

でかすぎるっちゅーねん。