横浜襲来 裏出張報告書・・・  の巻


11/20〜11/23:横浜出張
その裏に隠された 旅行記を報告します。

パートV

  意外と長くなってしまった・・・

11月22日   
この日も、朝から満員電車に、きゅうきゅう (>_<) と詰め込まれ、
相模原と言うところまで、お仕事である。
まぁ、満員電車と言っても、一時的で、横浜から離れる方向なので
途中からは、ゆったりとイスに座って行く事が出来た。

この日は、この日は後発隊と相手先で落ち合い、仕事を進める。
ようやく、仕事が終わったのは5時前。
ここから、ホテルまでは、またゆらゆらと電車に揺られなければならないのだった。

後発隊は、1日しかない横浜をどこに行こうかと考えていたようである。
行き先は「中華街」と言う事に決めていたようだ。
まぁ、私は2日目だが、任務もあるので、再び、中華街へと足を進める。


・・・・中華街・・・・

その一角だけは、妙に華々しく、ネオンも光り輝く異質な町。

私は、昨日買い損ねた、中国茶やへ寄ってみる。

ぺり「すみませーん。」

中から、白髪交じりのおじいさんが出てくる。

店員「はいはい。」
ぺり「痩せるお茶をください。」

店員「じゃぁ、そこの暴暴茶(ぼうぼうちゃ)なんかがいいですよ。」
ぺり「効きますか?」
店員「毎日、続けて飲めばね。」

「もっとキツイ奴をくれっ」と、言ったのだが、「はじめはこれにしとけっ」
と、言われてしまったので、それを購入する事にする。
ついでに、入れ方なども教えてもらう。

そして、待ち合わせの店に到着すると、すでには始まっていた。

何でも、5000円コースを注文したらしい。

昨日の1000円セットとは、大違いである。
ビールを飲み、話も弾み、時間もどんどん過ぎて行く。

やはり、一人より、数人の方が楽しいものだな。
(今回は、合計4人)

しばらくして、トイレに行き、帰ってくる途中の事である。
カウンターで、他のお客さんの準備をしていた。

何やら、大きな器に真っ黒のスープ・・・・怪しい。(;¬_¬)

ぺり「真っ黒スープですねぇ」

そこにいた店員さん(たぶん、ちょっと偉い人なのだろう。)
おばちゃんなのだが、こう答えてくれた。

店員「これはね。『ハツの実とユリの根のデザート』ですよ。」
ぺり「はぁー そうなんですか。」
店員「飲んでみますか?」
ぺり「はい。」

よっぽど、私がモノ欲しそうに見えたのか、茶碗に1杯よそってくれた。

店員「それねぇー 12000円のコースのデザートなのよ。」
ぺり「ほえーー」
店員「さぁ、部屋に行って、飲みなさいね。」
ぺり「あ・ありがとうございます。」

なんと良い人なんだろうか。
他のお客さんのスープをくれるなんて・・・・
その時、12000円コースを頼んだ、リッチな方々。

ごち m(_ _)m

味の方はと言うと・・・・ ぜんざい。しかも、ちょい薄目。
貰っておいて何だが、私は一口だけで結構です。
(甘党の人はいいかもね。だって、ビールには合わないんだもん。)

そして、時間も押し迫り、店を後にし、再び、中華街を後にするのでした。


裏任務その2 「ぷちオフ会 及び、中華街を制圧せよ。」

結果 ・・・ ぷちオフ会制圧。制圧したくても制圧できない。
      中華街制圧。   制圧できるところではない。

と、言うわけで、引き分け。って事にしておいて。



11月23日
この日は、帰るだけの日。所謂、移動日って奴。
しかーし、折角の関東進出を、何もせずに帰る事もないだろう。

と、言う事で、後発隊の1人と一緒に、花の東京に住む叔父の家に遊びに行く。

先日の法事であった時に、「23日に行くからね。」と言ってあったのだ。

昼前に、横浜駅で落ち合い、早速、東京へガタゴトと電車に揺られて行く。
しかし、さすがに連休初日と言う事だけあって、人混みは凄いものがある。

何とか電車の乗り継ぎをし、新宿駅に到着。
叔父の家に行く前に、ちょっと紀伊国屋(本店)に寄っていこうと言う事にしたのだ。

※紀伊国屋:超巨大本屋さん

まったく持って、方向の分からない二人。
今日の相方も東京は初めてと言うだけあって、頼りにするわけにもいかない。

何せ、背中には『東京、はじめましたと書いてあるくらいだ。

新宿駅に着いた我々。「こういう時は、駅員に聞くのが一番!!」って事で、

ぺり「紀伊国屋(本店)行きたいんだけど、どう行けばいいですかねぇ」
駅員(ある方向を指差し)西口を出て、真っ直ぐ行けば行けますよ。」
ぺり「どうもありがとう。」

教えられる通りに歩いていく、と、先ほど言ってた分岐点。
西口と、東口である。

しかし、駅員の指差した方向は、どうも、東口のようだ。
確かに、駅員は『西口』と言った。
どちらを信じるべきか・・・・

我々は、西口を信じた。。。。が、それがいけなかったのだ。
まったく違うところをさまよい。途中にいた警ら隊の人に聞いても、
「まったく違うところにいるよ。」などと言われてしまった。

ぺり「都会の人は、うそつきだぁ〜

とにかく、元の場所に戻り、紀伊国屋をあきらめ、叔父の家に向かおう。

さまよいさまよい。なぜが南口に行き当たる。

「まったく、都会の建物は、わけがわからん。」

その後、新大久保にある叔父の家で、
昼食をごちそうになり、改めて、紀伊国屋、
そして、浅草を案内してもらった。

浅草も、高校の修学旅行以来である。



中道をとおり、露店で焼き立てせんべいなどと食べつつも、無事、参拝。
ちゃんと「かとみっく・わーるど」が立派になるようにと、お願いもしてきた。

いやいや、波瀾万丈の東京見物。。。。いや、浅草見物と言ったところか。
秋葉原とかも行きたいところだったが、時間もなく、また次回・・・
(次回がいつなのかは定かではない。)

しかし、横浜でラーメンを食べずに、羽田空港でラーメンを食べるって言うのは
さすがの私も、ちょっともったいない気がしてならなかったのであった・・・



後日    
同僚に、横浜土産にと、中華街で買ってきた例の物を渡す。
きっと、彼も満足顔で喜んでくれるだろう。

同僚「もらってもいいんですか!?」
ぺり「おー 土産じゃ。開けてみ。」
同僚「はい。」

ガサガサ・・・パカッ

同僚「ぷっ!!」

ぺり「なっ 中華街って感じがムンムンとしてくるだろう。」

同僚「こ・これを・・・どうしろと・・・・」
ぺり「もちろん、家に飾れ!TVの上なんか、よく似合うぞ。」

同僚「そ・それは、ちょっと・・・ せめて会社で・・・」
ぺり「仕方ないなぁー じゃぁ、会社のPCの上にでもな。」

同僚「あ・ありがたく・・・頂いておきます。」

そう言っても、物を持っていく彼の顔が、少し引きつっていたのは
私は見なかった事にする。
しかし、PCによく合うねーー