マレーシア紀行・・・  の巻

急遽、出張でマレーシアに行く事になったワタクシ。
マレーシア。未知の国
知識0で挑む、魅惑の国

  その5

6月28日

謎のフルーツショップもどきに連れてこられたワタクシ。



ここは、王様を食べずして、何を食べ様か。
これを食ってこそ、果物界を制すると言うものだ。

山積みされている中から、特別にという事で、ドリアンの中のドリアン
「猫山王」と言う品種を頂くことにする。
大体、1個が、28リンギット。まぁ、800円程度。
日本でこれを食べようとすると、1万円は下らないと言う。
まさに、高級品!!

早速、店の親父が「おいしいよ。」と片言の日本語で、割ったドリアンを持ってきた。

これがドリアンだ!!


黄色いところが、食べるところ。
この黄色の中に種があり。
黄色の部分は、種にまとわりついているクリーム状のものなのだ。

いざ!!

その種の部分を、指で取ると・・・
ねっとりとまとわりついてくる。



ξ(°◇°)~く・さ・い!!



口の近くに来て、やっとそのスゴさがワタクシを襲ってきた。
とてつもなく、くさいのだ。

それでも、勇気リンリン振り絞り、口の中へ。。。



( ̄□ ̄;)!!ま・ず・い!!



連れて行ってもらって言うのもなんだが、まずい!
いっしょに行った人たちは、うまいうまいと次から次へと頬張っていく。
1個(房)の半分を食べることが出来ずに、ギブアップ。

臭くて、まずくてたべれません。

くせになると言うのが信じられない。
これのどこが王様なのか・・・
王座を剥奪してやりたい気分である。

マレーシアでは、このドリアンを栽培すると、家が建つと言うくらいに高級なモノらしい。
そして、ポピュラーな果物。

早々と降参したワタクシは、口直しにと、果物の女王「マンゴスティン」へと手を伸ばす。
んー  酸味があって、やはりこちらのほうがうまい。

やっぱ、クィーンのモノだ!
一気に、3つほど平らげ、ドリアンのことを忘れ様とした。


しかし、ドリアンには、隠された秘密があったのだ。


某ガチンコ番組風に言うなれば・・・
「このあと、とんでもない事態に!!」


ドリアンは、ウィスキーなどのアルコールと一緒に食べると死ぬと言うことだ。

どうも、アルコール成分で、ドリアンが胃の中で異常発酵して、

内蔵破裂で死に至るらしい。

まぁ、よほどの量を・・・と言う事なのだろうが、普通状態でも発酵するドリアン。

少量とは言え、王様の貫禄がここで現れる。

ゲップ (゜o゜)

胃の中で発酵したドリアンが、ゲップとなって現れたのだ。
一瞬のうちに、マンゴスティンからドリアンへ逆戻り。
女王では王様に太刀打ちできない。

げっぷ一発で、女王は打ちのめされた。
マンゴスティンの風味も、香りも、何一つ残っていない。
マンゴスティンってどんな味だっけ・・・?  このレベルになれる。

車の中、会社の中、トイレの中。
どこでだろうが、ゲップのオンパレード。
そのたびに、ドリアンである。

いつでもドリアン。どこでもドリアン。
ドリアンの風味はいつまでも保たれるのだ。げっぷ(+_+)



永遠5時間。自らのゲップ(ドリアン風味)と戦うことになる。
恐るべしドリアン。

脅威の果物ドリアン




その日の夜、中華レストラン(オープン)で食事。
んー 中華もうまい!!
これが、ドリアンと別れられた時でもあった・・・・


「PC日記」

はい。今日もホテルに帰って来たのは、2時半でした。
(昨日より遅いジャン!)

と、言うわけで、もうあきらめましたぁ〜♪
今日行ったスナックのカラオケは、5年ほど遅れてます。
しかも、基本的に古い歌のみです。




続く・・・

        続きはこちら   その6