マレーシア紀行・・・  の巻

急遽、出張でマレーシアに行く事になったワタクシ。
マレーシア。未知の国
知識0で挑む、魅惑の国

  その7

6月29日


カガヤ(似)の店をあとにすると、次なる刺客がやってきた。


「ホンモノヨ! マスター」


店先には、バック、時計、衣服、様々なものを売っている。
ここで、売っている物は、恐らくニ○ものだろう。
しかし、店主はあくまでも、「ホンモノ」と言い張っている。

そういえば、ワタクシの財布も、そろそろヤバくなってきていたのを思い出した。
今は、ヴィトンを使っているのだが。。。  それも、親の香港土産に貰った奴だ。
これは、ホンモノだと言っていたが、妙にウソっぽく思えてきた。

本気で信じていたのが、一気に怪しさで膨れ上がってくる。

とある店先で、財布を探す。

「ハウ マッチ?」
「アー 120リンギット」

120リンギットと言う事は、4000円くらいだ。
それも、妙に安い。ヴィトンの財布が4000円って事は無いだろう。

しかし!! 店主は「マスター  ホンモノヨ!」と言い張っている。
きっと、ホンモノなのだろう。

「ノー 30リンギット」
「マスター コレ ホンモノヨ。  アー  80リンギット」

おーーっといきなり2400円程度まで下がってきた。

「ノー  40リンギット」
「マスター  80リンギット トモダチプライス。」

などと交渉を重ね、48リンギット(1500円くらい)で妥協をする。
でも、実際は、もっと安く買えるのだそうだ。これでも、日本人価格なんだと・・・

まぁ、こう言う交渉も、結構、楽しいもので、最後は1リンギットの交渉幅となる。
1リンギット(33円)程度、どっちでもいいのだが、面白いのでやってしまう。
あー オレって悪い奴だなぁー  けっけっけっ


別の店ではヴィトンの小銭入れも、購入した。
値段は、15リンギット(500円程度)。
中を見ると、小銭を入れる部分が、斜めについてたりする。
でも、これはホンモノなのだ!

だって、店主は「マスター ホンモノヨ!」って言ってたし・・・

いやぁー  中華街って楽しい♪


ぐるりと1周すると、我々は空港に向うべく、ここを離れる事となった。
いよいよ、マレーシアともお別れの時間が迫ってきたのだ・・・


車に乗りこむと、クアラルンプールのツインタワーを経由し、空港へと出発した。

 ← ツインタワー




だが、このあととんでもない事態に!!!


続く・・・

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