はじめにお読みください

文字コースに進む  音声コースに進む  「人権落語を見る」に進む


【 桂七福の講演について 】

「新しい生活様式」の中で、対面式での落語会や講演会の開催に戸惑いをお持ちの方々も増えていますよね。
 そこで、桂七福は「オンライン口演」をお勧めしています。
 インターネットを利用して、ZOOM会議やYouTubeを機能活用して生配信や動画公開などでの
「みなさまとの地理的距離は大きくても身近に感じる落語や講演」
を積極的に活動しています。
みなさまの機材や特別な設備などの負担は少ないです。
 「桂七福のオンライン口演」 についての資料をご覧になって下さい。

   オンライン口演用資料

 私自身の基本的な姿勢としましては、
「堅苦しい講演よりも、同じ講演時間をすごしていただけるなら笑顔を保ちながら、時には少ししんみりなりながら、そして、大切な何かをそれぞれに感じ取って気づいてほしいなぁ…」
 というものです。

 しかしながら、『人権や教育の問題を取り上げた講演会に落語家を?』という考え方が残っていることを実感することも、時々ですが今でもあります。
 だからこそ私は活動を続けております。
 私自身が幼少期に受けた『偏見』や『大人からのいやがらせ』。記憶の中には『嫌なもの』として刻まれていますが、その経験があったからこそ分かったこともたくさんあります。分かったからこそ『大丈夫だよ』とメッセージを送ることも出来ます。メッセージを送り続けているからこそ出会える人達がいます。出会った人達から多くのことを学んだり、時には叱られたりできます。そしてまた、分かることができます。

 そして、私自身が大切な姿勢として心に決めていることがいろいろとあります。
 たとえば、「お涙ちょうだいの話はしない」「自分の考えの押し付けや、お説教のような講演にはしない」「自分への共感・同意を強要するような講演はしない」「自分の体験を自慢するような話はしない」「聴衆が理解できないような難しい話はしない」「他人の考えを引用するだけの話はしない」「データや数値を並べるだけで自分の考えの無い話はしない」というようなものです。
 こういう表現をすると『マイナスの言葉』でしかありませんね。
 『プラスの言葉』で表現すると、
  ・「励ましあえる講演」
  ・「考えあえる講演」
  ・「気づきあえる講演」
  ・「自分と向き合える講演」

 と、これらが私のみなさまへお話しする時の重要な基本姿勢・心構えです。

 「あなたが、もっとも最近、誰かに『大丈夫』と言ってあげたのは『いつ』のことですか?」
 「あなたは、誰かに『どういたしまして』と言えるチャンスを、自ら意識して作ろうとしたことはありますか?」
 こういった言葉を投げかけるだけで、みなさんすぐに自分と向き合えるんですよ。そして、みなさんの反応や様子が私への大きな刺激と経験になります。

 ここでご紹介する講演内容は大きく分けて2種類です。
1つは、【立っての講演】
従来の、式典で使用するような演台に向かい、立ってお話するスタイルでの講演に対応したものです。
 そのすべてにおいて落語高座スタイルでもお話できる内容ですが、会場の仕様によっては高座を組むことが難しい場合がありますので、『立っても座っても話せる講演』ということでご理解ください。
この形式での講演で可能な場合は、このまま文字コース、もしくは、音声コースへお進みくださって演題や内容について吟味なさってください。
そして、もう1つが【必ず高座を必要とする講演】です。
この講演スタイルについては別ページにてご説明しております。
そして、肝心なことですが、この高座必須講演の場合は、従来の一般的な講演とはまったく違います。
「純粋な落語をお聴きいただく」のです。
古典落語には人々の『人情』『きずな』『情愛』『厳しさ』など、人と人との大切な心のつながりが大いに描かれております。そして、そのほとんどは『相手を思いやる気持ち』です。現代社会で一番欠けているものといわれている何かが古典落語の中にはたくさん含まれています。
『落語を体験することで講演とする』といった姿勢にご理解いただければ嬉しいです。
詳しくは、高座必須講演でご説明申し上げます。

このホームページを開設して以来、
たくさんの方々からお問い合わせをいただきます。
本当にありがたいことです。

お問い合わせの中に、特に多い質問が
「どのような内容のお話になるんでしょうか?」とか、
「人権について『落語スタイル』での講演というのがイメージできない」
というようなニュアンスのものがあります。
※本当に多い質問は、講演料金についてですけどね(笑)。※

上メニューにもありますように
「人権落語を見る」
という動画のページもありますが、もっと知っていただくために
この先で 2コース のページ案内を設けました。

文字コース
話の主旨を各演題別に、文書でまとめてみました。

音声コース
実際の音声ファイルで、私の話す雰囲気を知ってもらえるようにまとめました。

音声ファイルにつきましては、容量を小さくするために
音質があまりよくありませんが、
雰囲気や内容はお分かりいただけると思います。
ファイルの拡張子はMP3です。

桂七福にご興味おもちいただき本当にありがとうございます。
それでは、ごゆっくりとお進み下さい。

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