科学の色

チョーク(2)

焼きセッコウのチョーク  チョーク(chalk)の意味は、  とWikipediaにある。

 天然の白亜(チョーク)が、石墨(チョーク)として使用され、やがて加工(精製、形)されたことが伺える。 すなわちチョーク(白墨)は、主成分が炭酸カルシウムで正解となる。ところが、日本のチョーク(白墨)の歴史を調べると、ややこしい。

 チョーク(白墨)は、明治6年頃フランスから輸入。国内生産は明治12年「石膏チョーク」(すなわち硫酸カルシウム)。昭和12年に炭酸カルシウムが主成分の「ダストレスチョーク」が国産化された。 以後、硫酸カルシウム製と炭酸カルシウム製のチョークがそれぞれの特徴を生かしながら、競い合っているようだ。

 白亜紀は、フランスのチョーク層(白亜)の年代が由来しているが、白亜紀はクリティシャスという。 ラテン語「クレタ」から名付けらているが、クレタ島にも白亜の崖があるかどうかは確認できなかった。

(2006/7/23、TAKA)

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