科学の色

炎色反応ろうそく(1)

炎色反応を簡単に見る方法はいろいろあります。

短冊状のろ紙に塩の溶液をしみこませ、バーナーで燃やす。

塩の溶液を霧吹きに入れ、炎に噴霧する。

塩を溶かしたアルコールアンプで観察する。

※塩は炎色反応の出る金属の硝酸塩・塩化物等です。


ろ紙を用いた炎色は非常に手軽ですが、ろ紙が燃えだし炎色の邪魔をします。
噴霧は迫力がありますが、銅イオン等が飛び散ってしまいます。また、ノズルが乾燥により詰まることがありやっかいです。
アルコールランプも保存がききません。

炎色反応ろうそく
炎色反応ろうそくはできないものか!
20年近くチャレンジしていますが、満足できるものはできていません。
うまくいかない原因は、塩がロウに溶けないためです。
塩がロウに溶けないため、塩はろうそくの芯を上昇することができません。発色に必要な高温にならないので炎色が起こらないのです。

(2002/5/4、TAKA)



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