信号の謎(3)
信号の庇(ひさし、ツバのほうがわかりやすいかも)には、眉毛と同じ次の役割が考えられる。ランプを雨や雪から守りレンズが汚れるのを防ぐこと、
直射日光がランプに当たり見えづらくなることを防ぐことである。
ところがこの庇がとんでもなく長いもの(まるでバズーカ!)、庇が着いていないもの(眉なしだ〜)、さらには長い上に斜めを向いているものが次々と見つかった。
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もともの庇は、上記の雨雪・・・、
日光・・・の役割をしていたが、 ランプがLEDに変化したあたりからカバーのレンズが必要なくなり、カバーのガラスに防塵処理・無反射処理が施され、庇なしが出現したと考えられる。
反対に庇が長い(バズーカ!)のは、上右の写真のような斜めの道において、一方の道から不必要な信号を見えにくくするためのアイデアと思われる。雪国では縦型信号が当たり前と聞く。たかが信号といえども、場所やその状況により形状や色の違いや工夫があるようである。気をつけて見ていきたい。(2012/10/9、TAKA)
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