自然の色>青いカニ
(1)幸せを招くブルークラブ
青いカニがいるという。シオマネキの稚ガニで大きさがなんと1〜2mm。色といい大きさといいにわかに信じがたいが、その青いカニの写真の妖しさに惹かれて早速行ってみた。場所は、Y野川河口。
現地付近で青いカニを発見できず、ウロウロ・オロオロ。たまたま駐車していた方に声をかけビックリ、なんとここに来るきっかけの青いカニブログ(本来は野鳥のブログ)の投稿者本人でした。「この辺じゃなく・・・、ササをかっている辺りでじっと待っていると・・・」と親切に情報を頂いた。
さらに幸運なことに、湿地の中で撮影していると声をかけていただいたのが、Y野川の自然観察指導員で写真家のK田氏。別格の青いカニの写っている名刺を頂き、撮影のポイントやコツを教えて頂いた。これらの幸運は、青いカニが招いたに違いない。
準備物
このカニは米粒程度の大きさなので、マクロレンズ等が必要。今回持参したのは次の3台
・D500+タム90
・TG4+フラッシュディフューザー
・TG6+魚露目8号
湿地に入るので長靴
注意点
青いカニが小さいので、当然巣穴も小さい。穴の周りがドーナッツ状になっている所がくさい。
近距離で動くと、穴に潜ってしまう。しばらくじっと待とう。
干潮の時、観察・撮影できるので潮汐時刻を調べておく。
上から写すと平面的になってしまうので、斜め横から写すなど背景等を意識しよう。
青いといっても、個体差があるのでいいカニを探そう。
湿地に長靴が沈み込み、ズボンも泥だらけになってしまった。カニに近づきたいため中腰の姿勢が長く、暑さのせいもありヘロヘロになってしまった。子ども用の雪そりのようなものに腰掛けを置けば、楽に長時間撮影ができるだろう。
(2020/9/16、TAKA)
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