若者よ・・・の巻

昨日、自分自身に降りかかってきた災難。
全て、事実である・・・

 の発端は、会社で疲れて、帰る途中の出来事だった。
夜も11時を過ぎ、へろへろになりながらも、ママチャリを漕ぎ、家路へと進めていた。
それは、以前「闇夜のオットセイ」でも、触れた国道沿いの歩道で起こった。

ふと、前方に、国道を横切る人影が見えた。
それは、中学生か、高校に入りたてのような感じのするガキんちょども三人だった。

大佐「あぁ、今日も疲れた・・・早く帰って、HPの更新しなくちゃな。
        しかし、あいつら、何で11時も過ぎて、国道をうろうろしとんじゃ。」

そう、思いながらも横を摺り抜けようとした瞬間!!

少年A「ちょっと、待ってんやぁ」
と、おもむろに、私の腕を掴もうとした。

慌てた私は、瞬間にして、それを交わすが、ひじの当たりで触れてしまう。
でも、これだけで、済んだのも、日頃から格闘ゲーム鉄拳で鍛え上げた動体視力と、
MTB(マウンテンバイク)の練習の賜物である。

大佐「う(る)さいっ」
私は、朝から、夜のこんな時間まで、一生懸命働いてきたのだ。
めちゃめちゃに、疲れているのだ!遊ぶ気力も元気も残ってなかった・・・

と、腕を振り払い、何ごとも無かったかのように、去ろうとした。
その後ろ手は、少年Bが、出川 哲○の様な声で、わめいていた。
少年B、C「待てやっ」

大佐「(もう、わしは疲れとんじゃ。ガキの遊びには付き合えんのぉ)」
まったくの、無視であった・・・大人だね。
疲れている事もあるだろうが、私も気が長くなったものだ。
やはり、人間、年を取ると丸くなっていくものだろうか・・・

まぁ、彼らが追いかけてきたならば、きっと、全速力で逃げただろうが・・・
今時の、少年達は、ナイフとか、飛び道具とか持ってるから恐いのだ。
触らぬ神に、祟りなしである。

だが、彼らは一体、何の目的があったのだろうか・・・
偶然、手があたったとは、考えにくい。
やっぱ、たかろうとしたのか??親父狩り??
俺は、まだ20代だぞ!なんて、無礼な奴等だ。
通行している人を、止めるのに、「ちょっと、待ってんやぁ」では、
誰が、足を止めてくれよう。それが、若さなのか??

後日、周りの人々に話をした。
中には、こんな意見もあった。
「明日から、車で来たら?」やさしい気遣いである。
しかし、私はこう答えた!!
大佐「そんな者を恐れるより、朝の10分が大切なのである。」と・・・
車で出勤しようとしたら、10分は早起きしなくてはいけなくなる。
朝の10分ほど、一日の内で貴重な時間はないだろう。

                   
教訓1:触らぬ少年に、災いなし。
教訓2:朝、起きる前の10分が一番気持ちいい。


      


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