PCと数と色

216

10とか100は非常に区切りのよい数に感じます。2進のコンピュータでは、256(2の8乗)や4096(2の12乗)が区切りよく感じられます。

「216」、これは不思議な数です。Webセーフカラーが「216」色ですが、なぜ「256」色にならなかったのでしょうか。

光の三原色と混色 コンピュータのモニタで用いられるRGBカラーは、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の組み合わせとそれぞれの色の強弱によって様々な色を作り出します。
それぞれの色の強度を0%、20%、40%、60%、80%、100%の6段階にすると、216色(R×G×Bは6×6×6=216)になります。
余った40色(256−216)は、OSが使用しています。(50%の組み合わせなど)

余談になりますが、True Color(24ビット、1670万色)は256の3乗であり、RGBはそれぞれ、0から255までの256段階となっています。
この255はまたおもしろい数で、3、5、15、17で割ることができます。すなわち、255の20%、40%、60%、80%、100%は整数であり、51、102、153、204、255とピッタリです。
この値を16進で表すと、33、66、99、CC、FFとぞろ目になるのは偶然でしょうか。

また、255は奇数なので50%は127.5になりますが、128(16進80)で50%としているようです。(目で見分けられるはずもないが・・・!)

(2001/6/30、TAKA)


256|216|216CUBEPCの進化色の仕組み

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