PCと数と色

256

ヒット数が「256」を突破(2001/6/16)しました。256突破記念にコンピュータと数と色についてまとめます。
256(にごろと読む?)と言えば、コンピュータには馴染みの深い数です。 256アイコン、256色モード等よく使われます。16進のFF(16×16)も256(厳密には255?)です。

コンピュータの色は、2色(2ビット、2の1乗、黒と白)から8色(3ビット、2の3乗)、そして16色(4ビット、2の4乗)と徐々に増し、カラフルになりました。
PC−98シリーズも、98MURTi(1992年)から1,677万色中256色(8ビット、2の8乗)になったようです。

ところで、この256色がくせ者で、ディスプレイの発色(光の3原色の加法混色、R×G×B)の仕組みからは、nの3乗(2の3乗=8、3の3乗=9、4の3乗=64、5の3乗=125、6の3乗=216、7の3乗=343、・・)とうまく合いません。
すなわち、コンピュータは2のn乗(ビット)が基本で、発色はnの3乗が都合がいいのです。

このため、コンピュータの進歩の過程で両者の妥協があった(現在もある)と思われます。

(2001/6/23、TAKA)


256|216216CUBEPCの進化色の仕組み

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