科学の色

衛星写真(1)

ランド撮図

　近づきすぎると、真実は見えなくなる。

　学校の全景写真を撮りたい。隣接するマンション「コーポ前山」の屋上、近くのパチンコ屋の立体駐車場の屋上とカメラを持って上ってみたが、うまいアングルがない。 それではと、虎丸山(標高419m)山頂に登ったが、木々がじゃまなのと若干かすんでしまう。

　むしろ真上からの方がおもしろいかもと、ソーラーバルーンやペットボトルロケットに使い捨てカメラをセットし･･･、とも考えたが、ロケット団の協力も及ばず断念。

　そんな時見つけたのが、「ランド撮図」(株式会社写真化学PLUS-ONE、6,800円)。なんと地球観測衛星ランドサットの衛星画像が見られるという優れもの。 「中国・四国編」にて最高倍率の１／10万。目をこらした。豆粒のような学校発見(*^_^*)。目的の学校の全景にはほど遠かったが、メチャクチャうれしかった。さらに１／310万では、中央構造線がくっきり見えるではないか。

　残念ながら、ファイルの保存形式が独自だったので、自由には加工できなかったが、プリントスクリーンでコピーすることにより結構使えた。

（2006/12/10、TAKA）

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