科学の色

ソーラーバルーン(1)

真っ黒い・・・

 十数年ぶりにソーラーバルーンを作った。球形は難しいので前回と同じ正4面体にした。正4面体の展開図から試作1号を作りかけたが、見事に失敗。 セロテープでの接着部分がわからなくなり、テープをはがそうとすると破れてしまい、グジュグジュに(>_<)・・・。

「楽しい授業2(仮想社)」を見直すと、まず円筒を作りそれから正4面体を作っていた・・・。

準備物

幅135cm、0.02mmの黒のマルチシート(農業用のシート)
ビニールひも(レコード巻)
セロテープ、カッター(はさみ)
ヘアドライヤー(送風機)

作り方

マルチシートをカッターで切り、135cm×312cmの長方形を作る。
短辺をセロテープで貼り、円筒を作る。
円筒の上辺を貼り、上辺と直交させた下辺を貼る。(送風口として頂点から10cm程度は貼らずに残しておく)
送風口からドライヤーの熱風を送り、バルーンを膨らせる。
ビニールひもで送風口をくくり、日向で飛ばせる!(^^)!

※セロテープは、くっつくとはがれなくなりシートが破れてしまうので、細心の注意が必要。作業は教室や体育館等フラットな広い場所が望ましい。

※ドライヤーで熱風を送るとき、最初から熱風にするとマルチシートが変形したり溶けたりするので、ある程度までは送風で膨らませる。



試作2号、送風中 試作3号、セロテープで貼っている 大空に舞った試作3号
試作2号、送風中 試作3号、セロテープで貼っている 大空に舞った試作3号


 160cm程度の試作2号(白色ビニールテープで三木の文字)は、ドライヤーの熱風で膨らませた直後は浮かぶが、しばらくすると徐々に落下(>_<)

 しかたなく、2倍(体積ではナント8倍)のバルーンに再挑戦(写真中)。真っ黒なソーラーバルーンは、力強く大空に舞い上がりました。

(2013/8/15、TAKA)

ソーラーバルーン:(1)真っ黒い・・・|(2)透明のバルーン(3)レコロ
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