大阪のお土産・・・  の巻



  

 こか遠くに出張や、旅行に行くとお土産も楽しみの一つになるわけです。
自分が行っても、誰かが行っても、それはそれで待つのも楽しみ。
お土産には、その場の「夢」「希望」が詰まっているのです。(きっぱり)


親友(マブダチ)のソラが、大阪出張って事で、お土産を買ってきてくれました。

キャツが、出張って事だったので、


ぺり「たこ焼きが食べたいから、お土産ヨロシク!」


って、言ってたんですね。

大阪と言えば、「たこ焼きキャンディー」と言う物騒な代物もありました。
食の台所大阪。くいだおれの街大阪。
八つ橋ってのも、サイコーです。
でも、今回は敢えて「たこ焼き」。王道の土産を食べたいのです。
大阪だからこそ、たこ焼きを食べたいのです。(懇願)

そんなワタクシの思いも通じ、お土産を買ってきてくれたわけです。


『大阪名物  たこべえ  たこ焼き風せんべい


これはですね。前に買って帰った事があるんですけど、
意外とおいしいんですよ。まぁ、せんべいだし。
でも、たこ焼きを頼んだのに、何故に、たこ焼き風になっているのか。


ぺり「【(ふう)】って、どういう事だよ!」
ソラ「あれ、ホントだ。」

ぺり「ホントだ。じゃなくてさー 見れば分かるじゃん。たこ焼きじゃないじゃん。」
ソラ「大丈夫、ちゃんと、もう一つ買ってきてあるから。心配すんなって。」

ぺり「マジでぇ?」( ̄ー ̄)ニタリ
ソラ「マジ、マジッ」( ̄ー ̄)ニタリ


キャツは、ちゃんと買ってきてくれてました。
流石は、マブダチ。たこ焼きが食べたいと言えば、たこ焼きが出てくるのです。
大阪からなので、冷めちゃってるかもしれません。
でも、いいんです。現代科学「チン♪」があるじゃないですか。

そう言うと、袋の中からごそごそと。。。。


ソラ「じゃじゃーん♪」


大阪新名物  たこ焼きようかん





ぺり「・・・・」
ソラ「何? 間違ってる? でも、ほら、新名物だし」

ぺり「俺はね、たこ焼きが食べたかったの。
    これは、たこ焼きって書いてるけどようかんなのね。
    新名物だろうが、ようかんなの。」
ソラ「え〜 だって〜 たこ焼きって書いてるし、青海苔も、しょうがも入ってるし。」

ぺり「ようかんって知ってるよね。ようかんバナナ食いする人だもんね。」
ソラ「そりゃ、ようかんは、バナナ食いでしょー フツー」

ぺり「あぁーーーーー」
ソラ「いやぁ〜 そんなに喜ばれるとは思ってなかったよぉ〜」

ぺり「OK! 地球半周分譲ったとして、バナナ食いしてみ。」
ソラ「へ?」


でも、そこはワタクシへの土産。
毒味は、ワタクシからって事で、一口食べる事にしました。

箱から取り出し、銀色の袋を開けます。

開けたとたんに、周囲に広がるたこ焼き風の匂い

青海苔と判別できる透けたようかん。

ひとかじり。。。。 ぱくっ ( ̄〜 ̄) モグモグ


ぺり「うっ・・・・・」!Σ( ̄□ ̄|||)


あのー ようかんって書いてるだけあって、甘いです。
そして、微妙なしょうがの味と、青海苔の風味が口全体に広がります。

でも、しばらくすると、しびれて(麻痺して)味がわからなくなります。
分からなくなるので、大丈夫!グッ (親指を立てつつ)


父さん、大阪と言う街は恐ろしい街です。
たこ焼きとようかんを組み合わせる街です。
チャレンジ精神が旺盛なのか、向う見ずなのか。。。
とにかく、大阪って凄いです。。。。


ぺり「さぁ〜 ソラちゃんもお食べっ 」
ソラ「いやだぁ〜〜〜〜〜」


 御贈答、御仏前に「たこ焼きようかん」をどうぞ。

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