2009年突入

 「コウミョウタン。凸凹により、赤色が微妙に変化する。」

 オヤジの即答にびっくり!年末からの疑問の解決の糸口を見いだした(ような気がする)。

 魏志倭人伝の最後の方に、皇帝から倭の女王に詔が下されるという内容がある。その諸々の中に鉛丹五十斤(・・・眞珠鉛丹各五十斤・・・)。

 鉛丹は、辰砂(硫化水銀)や鉄丹(ベンガラ)等と同様に朱塗りに使用されるとばかり思っていた。 が昨年末、HON氏ウェブページ「板東千年王国」の「朱い伝説から」 に、「銅鏡の鏡面の研磨用」を見つけ、目から鱗が落ちる思い。確かバルブ等の磨り合わせ面チェックに、赤い液を塗っていたような・・・?。

 この赤い液は、鉛丹ではないだろうか?年早々オヤジに、赤い液の名称を聞いてみたところ、「コウミョウタン」

 マンキンタン、アンポンタン、コウミョウタン・・・。当然、タンは丹であろう。さらに後でウィキペディアで調べてビックリ!!

 なんと光明丹は、鉛丹の別名とされているではないか。(^_^)v


 という訳で、今年は赤(丹)を軸にして研究をしていきたいと思います。

 今年もよろしくお願いしますm(_ _)m


追:オヤジの知識はアナドレンぞ!
  数年前にも、閼伽は水のことと看破(「アカ、閼伽、aqua」)した。

(2009/1/5、TAKA)


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