※詳しくは、サラ金・クレジット被害者の会『かんかけの会』にお越を！
サラ金や商工ローンなど高利・多重債務でなやんでる方が増えています。被害者が体験を交流し、苦しい胸の内を話し合い、自らが多重債務とたたかう会です。
解決の方策、明日への道を毎週木曜日　夜7時半～9時　民商にて

しかし、武富士とニッシンは調停が不調に。『調停必勝法』の本を熟読し、調停の場で頑張ってきたAさんは、柴田会長の用意周到な指導を受け、５月武富士に90万円の返還を求める訴訟を提起。土庄簡易裁判所で第１回公判が開かれ、武富士が「不当利得金として70万円の支払い義務があることを認め指定口座に振り込む」と述べ、Aさんはこれを受諾し、裁判は事実上Aさんの勝訴で閉廷。（ヒゲづらで色黒のAさんは、法廷で書記官に被告に間違われ思わずニヤリ）
Aさん確信に満ちた顔で「原則どおり粘り強く闘うことが大事です。」

20社以上から1000万円近い借金をしている人もいるんですよ。Aさんの場合は軽いほうです。裁判所に特定調停を申し立て、頑張れば必ず解決します。取り立てもストップしますよ。Aさんは息子さんの援助もうけながら、書類を作成し、30％近い高利を『利息制限法』による法定利息18％で計算し直し315万円が109万円に減額。残債務109万円は毎月3万円余づつ返済し、しかも109万円には利息がつかないことで決着。114銀行カード56万円は利息９％だったので元金は減らないものの、利息なしで14000円を40回払いの調停が成立。

　無精ヒゲをはやし、頬のこけたAさんが疲れきったようすで事務局を訪れたのは冷たい雨降る２月の夜。「サラ金と銀行のカードでにっちもさっちもいかん。おいつめられ山にこもったこともある。助けてほしい！
　調べると、サラ金とクレジットで借金が７社から315万円、１１４銀行カードが56万円ある。毎月の返済が約16万円。「怪我をして職を失い、運悪く女房も病気で入院。生活費と医者代をまかなうのにサラ金に手をだしたのがはじまりで、今はサラ金の自転車操業や。取立てが怖くてしょうがない！」柴田会長が「よく来てくれました。