科学の色>分子模型

ストローで作ったC60

C60(フラーレン)

 大魔王から依頼があった分子模型の試作品(右写真)がやっと完成した。安く簡単に格好良くと無理な注文のため、なんと2ヶ月近くかかってしまったが、思った以上に格好良かったので報告します。

材料:ストロー、輪ゴム(NO.18)・・・百均で購入
道具:カッター、カッター敷き
作り方:下の写真参照、所要時間3時間程度
1.ストローを3cmの長さに切り、縦に切り目を入れる(180本必要)(下左写真)
2.輪ゴムにストロー複数を通す(切り目から入れる)(下中写真)
3.5角形の周りが6角形になるように気をつけながら組んでいく(下中写真)
4.補強のため、ストローを2重にする

 できた模型は、サッカーボールと同じ形(正二十面体の切頂形)であり。最近では炭素原子60個からなるフラーレンの形としても知られている。

面や辺の数

面の数:5角形の面12個、6角形の面20個
辺の数:(5×12+6×20)/2=90
頂点の数:60(フラーレンはこの頂点に炭素原子が存在する)

 
フラーレンの作りかた フラーレンの作りかた ストローで作ったフラーレン
拡大
拡大
拡大


 ※写真もしくは「拡大」をクリックすると、拡大画像(655×491)を見ることができます。

(2019/3/30、TAKA)

分子模型:C60(フラーレン)|段ボールでサッカーボール
万華鏡(1)偏光万華鏡万華鏡(2)万華鏡(3)万華鏡(4)万華鏡(5)万華鏡(6)
科学の色に戻る
トップページへ