科学の色>道路舗装

(1)緑っぽいアスファルト、緑の道

 昔、O洲に住んでいたころ不思議に思ったことがある。何となく道路が緑っぽいのだ。アスファルトの道路は、完成直後は黒光りしていて、だんだんと砂や埃でグレイになっていく(と思っていた)。 ところが、O洲に近づくと道路の色が、グレイから緑っぽくなる。何のために緑に着色したいるのだろうか???

緑色の歩道  舗装工事をしているところを見て理由が判明した。完成した舗装面は黒光りしているが、なんと砂利(骨材)が、緑色片岩だ。O洲の近くには、中央構造線が走っていてその圧力等の影響で岩石が変成作用を受けているのだ。 道路の骨材は、思いの外大量に必要なので、地元付近で調達するに違いない。

 黒いアスファルトが摩耗すると、道路は骨材の色に変化していくのだろう。白い岩石が多いところ、赤い岩石の産地は、それぞれ道路が白っぽかったり赤っぽかったりするかもしれない。見てみたいものだ。

 「店の前から延びる帰り道のセンターラインは、緑色であった。怪しさ大爆発。(恐るべきさぬきうどん3、ホットカプセル)」、学園通りの歩道はなんと緑色(^O^)(右の写真)。怪しげな緑色の道路情報が続々と入ってきた。

 と言うわけで、ちょっと調べてみます。

 

(2013/10/19、TAKA)

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