科学の色
標識の謎(4)
再帰性反射(2)
「となりのトトロ」にネコバスが登場する。
くらやみのむこうに、光が 見えました。ネコバスのヘッドライトは、なんとネコの眼。ネコの眼は、暗闇でも光ることが知られている。 フクロウや野犬の眼も暗闇で光る。
ようやく バスが きたようです。
いいえ、バスじゃ ありません。
ネコです。いえ、バスです。・・・
となりのトトロ(徳間アニメ絵本、原作:宮崎駿)
たまたま先ほど見たテレビ番組「世界の果てまで行ってQ」。アマゾンのワニの眼は懐中電灯でオレンジ色に光るので、見つけることができるとのこと。
1937年、米国3Mは小さなガラスビーズを貼り付けた反射テープが開発した。暗闇で光るコヨーテの眼が、開発のヒントになったのかも知れない。 眼やガラスビーズのように透明球状のものは、入ってきた光を光源に向かって返すという性質(再帰性反射:下図左・中)がある。ネコやワニの眼が光るのも、再帰性反射によるものだ。
あり得ないと思っていた再帰性反射は、「コーヒーカップの虹」の虹ビーズで見ていた。 虹の内側の白い虹(上写真右)が、実は再帰性反射だったのだ。(2009/2/22、TAKA)
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