第十八回放哉ジュニア賞

応募一覧《応募時の学校名・学年で記載しています》
一年 二年 三年 四年 五年 六年 優秀賞 入賞 佳作
土庄町立
土庄小学校
85 83 89 75 69 86 487人 15人 19人 28人 62人
159 166 173 113 136 106 853句
小豆島町立
池田小学校
30 22  52人 6人 6人
60 23 83句
鳥取市立
修立小学校
33 52 44 33 21 188人 3人 7人 15人 25人
49 52 44 65 23 238句
修立小学校特別支援学級 3人 5句
小学校特合計 85人 116人 141人 119人 134人 129人 727人 18人 26人 49人 93人
156句 215句 225句 157句 261句 152句 1174句
土庄町立
土庄中学校
2人 1人 1人 2人
4句
土庄町立
豊島中学校
8人 1人 3人 4人
10句
中学校合計 3人 6人 1人 10人 1人 2人 3人 6人
4句 9句 1句 14句
総合計  737人 1188句
修立小学校は、放哉さんの出身校「立志小学校」の後進校です。
優秀賞は・・・賞状と副賞(図書券3、000円分)
入賞・・・・・・・賞状と副賞(図書券2、000円分)
佳作・・・・・・・副賞(図書券1、000円分)
受賞者一覧
優秀賞 (賞状と副賞)
受 賞 句 所 属  氏 名
ようかんはなんかけしごむとにてる 土庄小学校一年 市村 優衣
ようかん、好きなんだね。お勉強していて、字を 書き間違えて、消しゴムを使った。それを置く時、大好き なようかんを思い出した。宿膚を早くすませて、おやつ食 べたい。
おもちが のびーる。 土庄小学校一年 亀井 かんな
お正月だから、大好きなおもちを食べる。両手使って、 おもちをひっぱる。なかなかちぎれなくて、長く伸びる 「のびーる」とは、感じが出ていて何だか外国語みたい。
おともだち ありがとう ふわふわことば 土庄小学校一年 田宮 琢也
おともだちに 「ありがとう」と言う。おともだ  ちも自分もニコニコがお。「ありがとう」 いいことばだね。 「ふわふわことば」とは、やわらかくあたたかい。よく 言ってくれました。
お正月 おもちがのびる はがぬける 土庄小学校一年 石井 斗真
お正月は、やっぱりおもちだね。よくのぴるお もちほどおいしい。おもちに、ひっぱられたのか、はがぬけた。さあ大へん。はをのみこんではダメ。取り合わせが面白い。
お兄ちやん いつかぜったい かってやる 土庄小学校二年 川下 凛久
いいきょうだいだね。でも何かするとき、いつも お兄ちやんに負ける。仕方ないけど、いつか、勝ってやろうと思う。お兄ちやんの応援もするし、自分も張り切る。
ゆき山に、シロップかけて 食べたいな 土庄小学校二年 中村 香志朗
雪山を見て、かき氷を思い出したのかな。雪山 に登ったのかも知れない。かき氷は、氷を雪のように くだいて、シロップなどをかけて食べる。楽しく雪山を 見ている。
父ちやんのいびきはわたしの子守歌   土庄小学校三年 佐伯 莉奈
いい子だね。ちかくで大きないびきを聞くと、 やかましくて眠れないと思うのが普通。それを、やさ しい子守歌と聞く。父ちやんが大好きなんだね。 ニコニコ顔にしてくれる親子の関係。
朝日出て 光るみぞれの 氷の失 土庄小学校四年 毛利 友結
上天気の冷える早朝、みぞれが止んで気持ちがいい、あれ、軒につららが並んでる。尖った先っぽからぽたぽたと雫が、きれい。
小春日和 雪がふる 土庄小学校四年 上谷 漣
風も収まり、穏やかに陽も射していたのに、 急に暗くなつたと思ったら、あらあら雪がちらほら と、まだ二月だものね。まるで舞台の急転回のような効果が出ているよ。
終わらない夜 終わらない雨 終わらないため息 土庄小学校四年 角石 悠
朝の来ない夜はないと音うけれど、考えご としていると眠れない。それに雨も止まない。出るの はため息ばかり。でも、まあいいか。そのうちに、何 とかなるだろう。
トンボが 出てきて 秋 土庄小学校四年 神田 輝
目の前をふわつと横切って、一年ぶりだねト ンボ君、すーいすいと気持ち良さそう、秋を連れて 来てくれたようだね。ゴキブリ出て来て夏、よりずっといいね。
メダカの 学校は 少子化です 土庄小学校四年 畑中 博祈
やっぱり!でも、統合しなくてもいいんだよ、きっと。家の金魚鉢は一つだろうからね。教室も大きくて、ゆったりお遊戯しているんだろうね。
おとなにも、しようらいの夢はありますか 土庄小学校五年 藤戸 創真
難問だね、ご両親なら勿論、夢はもってるはずだよ、たとえば君の進学のことなんかね。八十二歳のおとなにも夢はあるね、リニア新幹線に乗るまでは死ねない、なんてね
涙を流すと 虹が出る 土庄小学校六年 久山 陽彩
嬉しい時にも涙が出るが、多くは悲しい時。でも、涙が悲しさを流してくれる。そして、彼方に虹がかかつた。 ほっとして大息をつく。元気を出そう。
ゴミ捨て場に カラス 土庄小学校六年 中村 亘佑
よく見かけるね、とっ散らかす犯人さ、でもヒッチコックだったらもっと不気味な組み合わせになるはず、何かが始まる予感がするね。
雨の日の雲のかなしさ 修立小学校二年 小倉 秀斗
詩人だね。どんよりしたう っとうしい日にしか出来ない雲が自分のことを嘆いているのか、運動会や遠足の楽しみを駄目にしてごめんねと、謝っているのか?雲ってやさしいんだね。
みんなとなら できる 修立小学校五年 徳重 実索
正直だよね、誰もが本当はそう思ってると思うよ。一人でやるのってんどいから ね、でも一人でやると気持ちいいよ、自借がつくよ、今度、試してみたら。
天気の変化は 空の気持ち 修立小学校五年 澤 陽斗
青空に鰯雪が広がつていると、お天道様も気分 がいいんだなと患えるし、台風が近づくと、物凄く怒つ てるな、と不気味だものね。むかしの人たちは、お祈り したり、お供えをしたりして、お天道様のご機嫌をとっ ていたからね。
夏休み 小さくならない消しゴムに めくりたくないカレンダー 土庄中学校二年 波田 末洋
あーあ、よく遊んだな、真っ黒けだ!それなの  に、この消しゴム新品みたいで真っ白けだ!あれ、そー  言えば字、書いたっけ?あのカレンダー、水泳や車の  シールだらけだよ、はよめくろ!

  
入 賞 (賞状と副賞)
受 賞 句 所 属 氏 名
たくさん かりたいな ゆめのあるとしよかんで 土庄小学校一年  大森一歌
秋体み つくってほしいな 今すぐに 土庄小学校二年 長栄一郎
なぜだろう かにかまれるの わたしだけ 土庄小学校こ年 西岡 里菜
右を見て 左を見ても みんなぶじ 土庄小学校二年 濱中 祈利
あめのひ おばあちやんに あえるひ 土庄小学校三年 上原 小花
夏なのに ごろごろしてて 冬みたい 土庄小学校二年 瀬尾 咲名
じいちやんが せっせと食べる 夕ごはん 土庄小学校三年 田渕 瑛寛
心のあなをうめるたまごかけごはん 土庄小学校三年 藤戸 万叶
さむい風 学校までに ねつでそう 土庄小学校三年 西岡 胡珀
空の雲は その雲はどうしても わたあめに見える 土庄小学校四年 岡 竜之清
サンタさん いるならいると いってくれ 土庄小学校四年 高本 晴輝
朝日は海から おはようさん 土庄小学校四年 土井 花
セミの声 なんだか聞くと 落ち着くね 土庄小学校五年 中野 勇志
紅色黄色 あつたかい こうようパレット 土庄小学校五年 三村 いろは
革も走る 人も走る 動物も走る みんな走つて生きていく 土庄小学校六年 小島 捗
カメラかまえて 自分の娘を 撮る親父 土庄小学校六年 石床 集結
お腹出て たてに伸びずに 横に伸び 土庄小学校六年 坂本 司恩
字を書くのは好き 恥をかくのは大嫌いく 土庄小学校六年 白句 怜花
なみだと汗 出した分だけ 強くなる 土庄小学校六年 岸田 優果
屋根のはし つららがピンと はえている 修立小学校三年 谷口 曖
おもちぷく 時間がたつと まん中パン 修立小学校三年 林 大喜
山眠る 白きふわふわ 雪ぶとん 修立小学校四年 清水 藍
流れ続ける滝をじっと見つめるわたし 修立小学校五年 葛 百合
こたつ開ければねこいたぞ 修立小学校五年 福山 七美
きらいの中には好きがある 修立小学校五年 綾木 らん
とる人はとられる人 修立小学校五年 田中 福久美
消えていくあなたの思い出 色あせていく私の記憶 土庄中学校一年   角石 開
日の出ているときの雨はめでたい 豊島中学校二年   清水 慈士

佳作
受 賞 句 所 属 氏 名
大すきな きせつが やってきた ぶどうとなしの きせつだよ 土庄小学校一年 河合 萌杏
ぺたびんとん きょうも せんせい さけんでる 土庄小学校一年  高本 咲哉
さんちょくで ぼくんちのみかん うれてるよ 土庄小学校一年 佐々木 完
きょうは うれしい 金よう日 土庄小学校一年 松岡 嘉人
けんどう たのしい こて・めん・どう 土庄小学校一年 山本 隼平
サンタさんは100人いるよ 土庄小学校一年 三枝 詩
キャンプはね たのしすぎるよ いーれーて 土庄小学校一年 上原 太郎
クリスマス サンタさんくる ふゆだふゆ 土庄小学校一年 西岡 天斗
うみのいえ ふねがとおるよ こせのうみ 土庄小学校一年 福本 瑛太
あきは すすきが しやらしやらしやら 土庄小学校二年 今井 紗英
さいこうじの 黄色じゅうたん やわらかい。 土庄小学校二年 岡本 莉
サンタクロース えんとつ どうぞ あいてるよ 土庄小学校二年 佐竹 佑津
ゆきだるま バケツを のせて できあがり 土庄小学校二年 白句 藍丸
かえりに みせに行きたい 土庄小学校二年 新川 彪我
ただいま まずはれいとうこに ごあいさつ 土庄小学校二年 木場 愛
じゆうくは なんでもいいから できるんだ 土庄小学校三年 木下清一郎
すきな人 ついつい見るの おとめよね 土庄小学校三年 湊 莉桜
こうようの 中でやきいも 食べたいな 土庄小学校三年 岸田 香澄
とげとげ青葉よりぽかぽか青葉をつかおうよ 土庄小学校三年 中川 弥香
いじめだめ 親が悲しむ 自分もね 土庄小学校四年 下岡 隼
冬の花 役日出果たして ちっていく 土庄小学校四年 中村 太紀
秋の木の ひらひら落ちる 落ち葉かな 土庄小学校四年 永岡 美羽
カーテンが あたしを おそってくる 土庄小学校四年 向井 梨央
女子強し 男子弱すぎ 負けまくる 土庄小学校五年 幸島 泰良
テスト前 ぽくのやる気に 火がついた 土庄小学校六年 篠原 和誠
としが増えたら 髪の毛がへる 土庄小学校六年 大谷 一星
やかんがピーと鳴り 火を止める 土庄小学校六年 山下 未鈴
赤とんぼが もみじにかさなり かくれんぼ 土庄小学校六年 今口 芹南
ずぼっずぼっ 雪にうもれる 朝やけの音 池田小学校五年 明田 晴都
冬休み こたつの中で 春になれ 池田小学校五年 明田 瑠奈
思いやり 行動であらわし なかまの輪 池田小学校五年 岡田 愛梨
気づかいは 心の器 広げてく 池田小学校五年 川本 陽心
冷えきった この手でつつむ 焼き蜜柑 池田小学校五年 安井 巴南
赤とんぽ飛ぶよ私の心も飛びたくなる 池田小学校五年 山田 奏
星は なんで 空をまわつているの 修立小学校二年 上田 陽登
今どきは同じものがつづく朝ごはん 修立小学校二年 溝口 萌花
ハチにさされた キノコがり 修立小学二年 小原 快斗
ながれ星 きらり おちてきそう 修立小学校二年 田尻 実佐子
空にいる 雪の子ちやんが ふってきた 修立小学校三年 石橋 凛
冬の雨 冷たく感じる 帰り道 修立小学校四年 谷口 凛
冬の雨 雨より風が ふせぎたい 修立小学校四年 富村 拓人
いえがある 修立小学校四年 井手 秋翔
暴風もうふぶき冬の鳥取砂丘は光だけ 修立小学校五年 青山 陽菜
みんなでいると あったかい 修立小学校五年 橋本 優亜
月の数 時計のはりと 同じだね 修立小学校五年 浅井 日菜子
六年間で えんぴつ何本 使ったかな 修立小学校六年 上村 涼平
線色の黒板が チョークでおしゃれする 修立小学校六年 小林 薫
笑顔と涙 最強のライバル 最高の親友 修立小学校六年 谷口 明日香
増えるほしいもの 減るお金 これが反比例 修立小学校六年 前田 仁成
冬の山 寒いのに裸 豊島中学校一年 秋山 雅貴
夏は楽しいが、蚊は面倒 豊島中学校一年 三竿 賢治
そんなに照れなくてもいいじゃんいちごちゃん 豊島中学校二年 兒島 菜々子
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