修立小学校は、放哉さんの出身校「立志小学校」の後進校です。
優秀賞は・・・賞状と副賞(図書券3、000円分)
入賞・・・・・・・賞状と副賞(図書券2、000円分)
佳作・・・・・・・副賞(図書券1、000円分)
|
受賞者一覧 |
優秀賞 (賞状と副賞) |
受 賞 句 |
所 属 氏 名 |
ようかんはなんかけしごむとにてる |
土庄小学校一年 市村 優衣 |
ようかん、好きなんだね。お勉強していて、字を
書き間違えて、消しゴムを使った。それを置く時、大好き
なようかんを思い出した。宿膚を早くすませて、おやつ食
べたい。
|
おもちが のびーる。 |
土庄小学校一年 亀井 かんな |
お正月だから、大好きなおもちを食べる。両手使って、
おもちをひっぱる。なかなかちぎれなくて、長く伸びる
「のびーる」とは、感じが出ていて何だか外国語みたい。
|
おともだち ありがとう ふわふわことば
|
土庄小学校一年 田宮 琢也 |
おともだちに 「ありがとう」と言う。おともだ ちも自分もニコニコがお。「ありがとう」 いいことばだね。
「ふわふわことば」とは、やわらかくあたたかい。よく 言ってくれました。 |
お正月 おもちがのびる はがぬける |
土庄小学校一年 石井 斗真 |
お正月は、やっぱりおもちだね。よくのぴるお もちほどおいしい。おもちに、ひっぱられたのか、はがぬけた。さあ大へん。はをのみこんではダメ。取り合わせが面白い。 |
お兄ちやん いつかぜったい かってやる |
土庄小学校二年 川下 凛久 |
いいきょうだいだね。でも何かするとき、いつも お兄ちやんに負ける。仕方ないけど、いつか、勝ってやろうと思う。お兄ちやんの応援もするし、自分も張り切る。 |
ゆき山に、シロップかけて 食べたいな |
土庄小学校二年 中村 香志朗 |
雪山を見て、かき氷を思い出したのかな。雪山
に登ったのかも知れない。かき氷は、氷を雪のように
くだいて、シロップなどをかけて食べる。楽しく雪山を
見ている。
|
父ちやんのいびきはわたしの子守歌
|
土庄小学校三年 佐伯 莉奈 |
いい子だね。ちかくで大きないびきを聞くと、
やかましくて眠れないと思うのが普通。それを、やさ
しい子守歌と聞く。父ちやんが大好きなんだね。
ニコニコ顔にしてくれる親子の関係。
|
朝日出て 光るみぞれの 氷の失 |
土庄小学校四年 毛利 友結 |
上天気の冷える早朝、みぞれが止んで気持ちがいい、あれ、軒につららが並んでる。尖った先っぽからぽたぽたと雫が、きれい。
|
小春日和 雪がふる
|
土庄小学校四年 上谷 漣 |
風も収まり、穏やかに陽も射していたのに、 急に暗くなつたと思ったら、あらあら雪がちらほら
と、まだ二月だものね。まるで舞台の急転回のような効果が出ているよ。 |
終わらない夜 終わらない雨 終わらないため息
|
土庄小学校四年 角石 悠 |
朝の来ない夜はないと音うけれど、考えご
としていると眠れない。それに雨も止まない。出るの
はため息ばかり。でも、まあいいか。そのうちに、何
とかなるだろう。
|
トンボが 出てきて 秋
|
土庄小学校四年 神田 輝 |
目の前をふわつと横切って、一年ぶりだねト ンボ君、すーいすいと気持ち良さそう、秋を連れて
来てくれたようだね。ゴキブリ出て来て夏、よりずっといいね。 |
メダカの 学校は 少子化です
|
土庄小学校四年 畑中 博祈 |
やっぱり!でも、統合しなくてもいいんだよ、きっと。家の金魚鉢は一つだろうからね。教室も大きくて、ゆったりお遊戯しているんだろうね。
|
おとなにも、しようらいの夢はありますか
|
土庄小学校五年 藤戸 創真 |
難問だね、ご両親なら勿論、夢はもってるはずだよ、たとえば君の進学のことなんかね。八十二歳のおとなにも夢はあるね、リニア新幹線に乗るまでは死ねない、なんてね
|
涙を流すと 虹が出る
|
土庄小学校六年 久山 陽彩 |
嬉しい時にも涙が出るが、多くは悲しい時。でも、涙が悲しさを流してくれる。そして、彼方に虹がかかつた。
ほっとして大息をつく。元気を出そう。
|
ゴミ捨て場に カラス
|
土庄小学校六年 中村 亘佑 |
よく見かけるね、とっ散らかす犯人さ、でもヒッチコックだったらもっと不気味な組み合わせになるはず、何かが始まる予感がするね。
|
雨の日の雲のかなしさ
|
修立小学校二年 小倉 秀斗 |
詩人だね。どんよりしたう
っとうしい日にしか出来ない雲が自分のことを嘆いているのか、運動会や遠足の楽しみを駄目にしてごめんねと、謝っているのか?雲ってやさしいんだね。
|
みんなとなら できる
|
修立小学校五年 徳重 実索 |
正直だよね、誰もが本当はそう思ってると思うよ。一人でやるのってんどいから
ね、でも一人でやると気持ちいいよ、自借がつくよ、今度、試してみたら。
|
天気の変化は 空の気持ち
|
修立小学校五年 澤 陽斗 |
青空に鰯雪が広がつていると、お天道様も気分
がいいんだなと患えるし、台風が近づくと、物凄く怒つ
てるな、と不気味だものね。むかしの人たちは、お祈り
したり、お供えをしたりして、お天道様のご機嫌をとっ
ていたからね。
|
夏休み 小さくならない消しゴムに めくりたくないカレンダー
|
土庄中学校二年 波田 末洋
|
あーあ、よく遊んだな、真っ黒けだ!それなの
に、この消しゴム新品みたいで真っ白けだ!あれ、そー
言えば字、書いたっけ?あのカレンダー、水泳や車の
シールだらけだよ、はよめくろ!
|