第107号 2020年7月5日発行
放哉慕情
放哉慕情 記念館で再販することになりました!
タイトル:春の山のうしろから〜小豆島の尾崎放哉〜(楽譜付き)¥550(税込)
作詞・撰文・選句:井上泰好/作曲・編曲・歌ナレーション:橋本迪弘

発売元より・・・放哉は生来一徹な気質をもっているので他と妥協することが出来ない。そのために、至る所で過度の酒飲みと相まって、他に容れらずに、それからそれへと流転する人生になってしまいました。晩年は小豆島の南郷庵の庵主として、起きてから寝るまで佛に支える毎日、他は俳句作りに没頭していました。名を求めず、利を求めず、生すら求めず、病魔に冒されているのに、焼き米をこしらへ、水を飲むような生活をし、何時死んでもいいという気持ちにもなっていました。ご周知のように、自由律俳句で俳句界に貢献した事に異存のある方はいないと思います。このCDは、尾崎放哉の功績とその人生を偲び、小豆島出身の俳人と作曲家が、大いなる愛情をもって制作したものであります。
日  本  周  游
6月下旬、長谷川秀明さんがご来館くださいました。 ヨットで日本周遊中1月に来島、小豆島町で仕事をしながら、島内を徒歩で散策し、寒霞渓に登ったりもしたそうです。そして、ご自身が40年学んでいる茶道(裏千家/茶名 宗水)を、たくさんの人たちに知ってもらいたいとお道具も持参されており、お茶を点ててくださいました。(写真:記念館の藤棚の下で)茶碗と茶杓は手作り、野点の際に転ばないよう茶筅を置く台も工夫して作られたものでした。今年10月には世界周游茶点の旅に出る予定で、船内に茶室を作り、寄港地で茶会・茶点パフォーマンス・体験教室を行うそうです。海が好き、山が好き、モノ作りがお好きという事で、これまでの経験などたくさんお話ししてくださいました。まさに一期一会の出会いとなり、貴重な時間を過ごさせていただきました。
(^O^)※一期一会とは、茶道に由来する日本のことわざ・四字熟語です。
お 茶 会 再 開 の お 知 ら せ
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止しておりました小豆島尾崎放哉記念館でのお茶会は、7月19日(日)より再開します。
ご参会の皆様には、感染拡大防止対策にご理解とご協力賜りますよう、よろしくお願いいたします。
・消毒液での手指消毒または手洗いをお願いします。
・受付での記帳名簿には、住所・電話番号(緊急連絡先)・名前をフルネームでご記入ください。
・換気のため、にじり口および窓は常時開放します。(天候により出来ない場合があります)
・人との間隔を確保するため、一席の人数を制限させていただく場合があります。
 
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紫色字 記念館休館日 赤色字 お茶会日
茶色字 資料館休館日
安定なお天気が続いていますね。カラッと晴れたかと思えば、ジメーっと、モワーっと暑くなったり(+o+)
放哉さんから知人にあてた手紙に↓のような一文がありました。
『……近来全く梅雨の天候になって毎日毎日ジメジメやつて居(お)りますイヤですね……(大正14年6月22日付)』 今から95年前のことですが、似たように感じていたんだなぁ、と思うとなんだか面白いですね。(#^ ^#)
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