第109号 2020年9月5日発行
尾 崎 放 哉 入 庵 記 念 行 事 U
尾崎放哉は大正14年(1925年)8月20日に西光寺奥の院「南郷庵」に入庵しました。 その日を記念し"風鈴"を記念館内および敷地内に飾りました。今年は台風などの悪天候に見舞われることなく、無事に屋外での展示を続けることが出来ました。
放哉といえば、咳をしても一人∞入れものが無い両手で受ける≠ェ、代表句として挙げられます。しかし!これら以外にも素晴らしい句はたくさんあり、ぜひ多くの方々に知っていただきたいという思いからこの風鈴展を始め、今年で4回目となりました。毎回少しずつではありますが、俳句を違うものにしています。そして、風鈴の数も増やしています。
今年は65個☆彡また、今回は子どもたちが絵を描いた『放哉いろはカルタ』を付けてみました。ちょうど夏休み・お盆の時期ということで、風鈴の音色に足を止めてくださる人も多く、楽しんでいただけたでしょうか。いきなり句集を読んだり、俳句を作ることは難しいかもしれませんが、少しずつ俳句にふれていただければ、と思っています。(*^-^*)
入庵後、9月1日〜亡くなる直前までを書き記した『入庵食記』という、日記のようなものがあります。その日の食事を中心に、体調や天候などが書かれています。 初日の内容は・・・"焼米、焼豆(大豆)、塩、ラッキョ、梅干、番茶(一日ニ土瓶四杯位)、麦粉……イロイロ混交シテ用フ、"とあります。庵の収入も少なく、体調もすぐれず、あまり働けそうになかった放哉が考え出した新生活様式(日々の基本となる食事)。 これが小豆島での生活の始まりでした。
現在、記念館・資料館では新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、以下の対策を実施しております。ご協力よろしくお願いいたします。
・マスクの着用 
・換気のため、出入り口および窓の開放。
・アルコール消毒液(館内に設置しています)での手指消毒または手洗い
・受付での記帳(住所・氏名・電話番号(緊急連絡先))
 
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紫色字 記念館休館日 赤色字 お茶会日
茶色字 資料館休館日
今年度予定していたお茶会は、すべて中止となりました。ご理解ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします( )。
中止 9月13日(日)山田聰美先生
中止 10月18日(日)親子子供教室
中止 11月 8日(日)笹山恵子先生
中止 令和3年3月21日(日)山田聰美先生
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