第130号 2022年6月5日発行

放哉ジュニア賞
『第21回放哉ジュニア賞優秀賞受賞作品』の展示が、5月27日に終了しました。友達や家族、他校の児童生徒のみんなの作品を見てどう感じましたか? 各賞受賞作品は"「放哉」南郷庵友の会"ホームページや図書館に一覧冊子がありますので、展示期間中に見られなかった人は、そちらでご覧ください。
また、もうすぐ第22回の募集を開始しますので、次回もふるってご応募ください。日常の出来事とその時の気持ちなどを日記のように書き留めておくと、俳句作りの役に立つと思います。例えば、クラス替えの時の気持ちや、何かに初めて挑戦した時の気持ち、通学路にある植物の様子などなど。。。( ..)φメモメモ。大きな出来事やイベントだけでなく、毎日当たり前にしている行動などに目を向けてみるのもいいですね。

放哉が小豆島で作り、その日常がうかがえるような句をご紹介します
  とんぼが淋しい机にとまりに来てくれた
  花がいろいろ咲いてみんな売られる
  あすのお天気をしやべる雀等と掃いてゐる
  いつしかついて来た犬と浜辺に居る
  来る船来る船に一つの島

5月14、15日、木ノ下歌舞伎『竜宮鱗屑??譚〜GYOTS〜』が肥土山農村歌舞伎舞台で上演されました。瀬戸内を題材として創作されたオリジナル作品です。
元は人間だった様々な過去を背負った魚たちが、竜宮で宴を繰り広げました。瀬戸内の歴史や伝統が朗読や音楽、ダンス、一人芝居、日本舞踊などで表現されていました。
その中では、尾崎放哉を表現した場面や俳句が多数含まれていて、より身近に感じることができました。また、衣装も深海に棲む魚のように煌びやかで美しく、グッと海の世界に引き込まれました。
※この演出・振付を手掛け、出演された白神ももこさんは以前リサーチのため、ご来館くださいました(大空112号に掲載)。
木ノ下歌舞伎・・・歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体。 あらゆる視点から歌舞伎にアプローチするため、主宰である木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するというスタイルで、京都を中心に2006年より活動を展開している。(木ノ下歌舞伎HPより












現在、記念館・資料館では新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、以下の対策を実施しております。ご協力よろしくお願いいたします。
・マスクの着用 ・換気のため、出入り口および窓の開放。
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紫色字 記念館休館日
茶色字 資料館休館日
瀬戸内国際芸術祭2022・春会期が5月18日(水)に終了しました。記念館・資料館は会期中、作品鑑賞パスポートの提示で入館料が半額になります。
記念館・迷路のまち周辺にもたくさんの作品展示がありますので、8月からの夏会期、9月からの秋会期に、ぜひお越しください。(土庄町民は無料です)
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