第150号 2024年2月5日発行
新 収 蔵 資 料 展
【期 間】令和6年1月16日(火)〜3月17日(日)
【場 所】土庄町尾崎放哉資料館
※土庄町尾崎放哉資料館は町立中央図書館の隣にあります。入館の際は図書館職員が対応しますので、お手数ですが図書館受付にお越しください。
【時 間】9時〜17時(入館は16時30分まで)
【休館日】毎週月曜日、祝日、月末日
【入館料】220円(小豆島尾崎放哉記念館との共通券
【展示内容】金平二火氏句稿(赤インク・墨痕・朱筆で放哉が添削した跡が見られます)
放哉から金平二火氏あて葉書・放哉から島丁哉氏あて葉書
放哉三周忌挨拶状、記念絵葉書、寄せ書き
現在、土庄町尾崎放哉資料館で『新収蔵資料展』を開催しています。その中で特に注目していただきたいのは、資料館に入(はい)って正(しょう)面(めん)にある展示ケースの句稿です。
添削された中に洗濯すましてきた顏でお給仕して呉(※実際は旧字)れる≠ニいう句があり、『層雲』大正14年12月号に発表されています。この句については、大正14年9月号に俳句募集締切日及び選者 □十月十五日締切の分(十二月號發表) 二、尾崎放哉選と書かれていることから、放哉が選者としてこの添削を南郷庵で行っていたということが分かります。
また、展示している葉書の他にも、『放哉全集 第2巻 書簡集』には両氏あて書簡が掲載されています。金平氏以外への句評や関係性などを窺い知ることもできますので、是非ご参考になさってください。
大正14年10月16日島丁哉あて書簡(一部抜粋)句評、……乱暴ニドシドシヤリマスカラ感ジヲ悪クシテイル人ハアリマセンカ、……マアソコノ処ハアナタカラよろしく、私ハナンデモグヅグヅして居る事が、キライ故に大抵、句稿ハ、到着シタ日ニハオカヱシ出来様ト思イマス、……廿六七日頃ニ来ルノデスカ、待ツテ居マス……ドシドシ御精進ヲタノミマス……私モ、マケズニ勉強シマスヨ、
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紫色字
記念館休館日
茶色字
資料館休館日
第23回放哉ジュニア賞
今回もたくさんのご応募ありがとうございました!(昨年12月締め切り)
現在、選考委員により、選考が行われています。 授賞式は4月7日(日)、放哉忌で執り行います。