第59号 2016年7月5日発行
第二図書係補佐 著者 又吉直樹
昨年、芥川賞を受賞されたお笑い芸人ピース・又吉 直樹さんの著書です。この本は、又吉さんご自身が読書家であり、その中から数々の作品を紹介して います。決して、批評・解説をしているわけではありません。又吉さんの生活の一部となっている本、皆さんがその本に興味を持ってもらえれば、との思いで紹介されています。そして、その中ではなんとー!!≪尾崎放哉全句集≫が取り上げられてま す!!又吉さんは作家だけでなく、放哉さんと同じ自由律俳人として、句集も出版されています。1冊の中でたくさんの本に出会えます。もうすぐ夏休み!ぜひ読んでみてください。貸出は出来ませんが記念館に置いてありますので、この機会に記念館にもお越し下さい。
又吉さんは、2000冊以上!!の本を持っているそうです
 6月19日(日)、お茶会開催。皆さんは『梅雨』と言えば、何が思い浮かびますか?雨は勿論のこと、いたる所で紫陽花を目にしませんか?白,青,紫や赤に変化し、不安定なお天気を和ませてくれます。 その紫陽花がお茶菓子になっていて、ジメジメとした空気がパッと明るく感じられた1日でした
日本海新聞より(2016年6月17日、19日付)
対談 書家・柴山抱海氏×早稲田大学教授・東直子氏 東京都内で開かれた個展『放哉を書く』を記念して、放哉友の会(鳥取県)会長の柴山さんと歌人・小説家の東さんが、放哉句の魅力について語り合いました。東さんは「自由律俳句は書の表現に合っています。ふっと口をついて出たつぶやきに近いような抽象的なもの。
抽象的だからこそいろんな形に変えられる、いろんなところに入っていける余地があります。」柴山さんは「抽象的になればなるほど、凝縮されるのではないかと思います。そういうものであれば、 また広がっていく力も大きい。縮められるからこそ、広められるのではないでしょうか。」と語っています。そして揮毫する事については「放哉の句は象徴化された意味があり、凝縮した要素があり、これは現代の書として残していくべきものだと思います。」「書道人、ぜひ頑張ってほしいですよね。」と締めくくられています。
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5 放哉だより発行日  とのしょう広報発行日  お茶会日 
20日(土) 八月二十日(大正十四年)は、放哉さんが南郷庵に入庵した日です。その日を記念して十九日から図書館で展示を行います。是非ご覧ください。
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