第66号 2017年2月5日発行
崎放哉生誕記念行事 開催 
放哉講話『放哉の育った地・鳥取から一高・東大へ』
                        〈講師〉北尾泰志氏(中学校教諭・鳥取地域史研究会員)
                        〈日時〉平成29年1月22日(日) 午前10時〜11時30分
                        〈場所〉中央図書館  多目的室

 放哉のふるさと・鳥取県から北尾泰志先生をお招きし、今まであまり語られる事のなかった「学生時代の放哉」について、お話しいただきました。《鳥取一中・一高・帝大に進学するまで》を、北尾さんのこれまでの研究資料をもとに、詳しく解説してくださいました。
 尾崎家は鳥取県士族の家柄で、父信三は鳥取地方裁判所の書記を務めていました。
 放哉が中学時代(明治30年頃〜)、学生の割合は士族と平民の数が半々から徐々に平民が増え始めていました。また、鳥取市以外からの入学者も増加していました。 そんな中で、士族ではあるが新しい多様な価値観を有していました。
 『家』によって『役』が決まっていた父の世代から、『家柄にとらわれず、自分の将来を選ぶことが出来る=将来を選ばなければならない』という明治の第二世代を生きていた学生時代。 そのような背景の中、当時の書簡や随筆・友人との関係性も交え、進路・将来へ悩むの放哉の思いなど、お話しいただきました。県内外から約40名が出席し、熱心に耳を傾けました。
放哉講話開催にあたり、鳥取市から観光マップ等のセットを多数ご提供いただきました。 当日に配布し、また、『放哉の小径』『放哉碑林(句碑マップ)』などの展示を行いました。記念館にありますので、ご覧になりたい方はご来館ください。
10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28
学生時代の定型俳句
 教場に机ばかりや冬休暇
 新しき電信材や菜たね道
 よき人の机によりて昼ねかな
 露多き萩(はぎ)の小家や町はづれ
 虫送り鎮守の太鼓叩きけり

※教場…教室のこと
鎮守…その地域(住人)を災害から守ってくれる神

赤色 放哉だより発行日 紫色 記念館休館日 
茶色 図書館休館日
皆様にお願いです。現在、記念館では少しでも多くの方々に"尾崎放哉"を身近に感じ、そして、俳  句に触れていただきたいと考え、展示や講演会などを開催しています。そこで、「放哉さんの○○の話  が聞きたい」「□□時代の写真が見たい」「△△さんの俳句の話が聞きたい」などご要望がありました ら、ぜひ記念館にお寄せください。参考にさせていただきます!!
前ページへ戻る