第72号 2017年8月5日発行
納涼・俳句風鈴展示
8月20日は入庵記念日です。荻原井泉水に見送られ京都を出発した放哉は、大正14年8月13日に小豆島へ渡り、井上一二宅を訪ねました。そして西光寺奥の院『南郷庵』での生活が始まりました。 約8ヵ月足らずという短い期間を小豆島で過ごし、病によって次第に衰えていく中、作った俳句は2,721句。その中から216句が層
    当時の南郷庵
雲に掲載されました。日々の出来事や天候、ふるさと鳥取への思い、自分のこれからの事等々。短くまとめられた句の中には、放哉の真情が込められています。 一般的には『入れものが無い両手で受ける』『咳をしてもひとり』がよく知られていますが、素晴らしい句は他にも数多くあります!《孤独》《寂しさ》だけではなく、ユーモアが感じられるものやロマンチックな表現、謎めいたもの・・・。 放哉の鋭い感性によって作られた作品を、この機会に是非ご覧ください???
納涼・俳句風鈴展示

入庵日を記念し、今年は夏の風物詩である"風鈴"を記念館敷地内に飾ります。 風鈴に付けている句は放哉が小豆島で作ったもので、夏を連想させるような句が中心となっています。 縁側でひと休みしながら、俳句と音色をお楽しみください。
【期間】 8月8日(火)〜22日(火) 【時間】 終日
【場所】 小豆島尾崎放哉記念館敷地内
        ※天候によって【場所】は館内に、【時間】も変更になる場合があります。
【問い合わせ先】 小豆島尾崎放哉記念館 TEL 62−0037

 『第17回放哉ジュニア賞』の応募が始まっています。自由律でも定型でも、まずは『俳句』にチャレンジしてみませんか。夏休みの思い出を1句"(^o^)
 放哉さんの俳句は「咳をしてもひとり」が代表的な句とされていて、『放哉句=短い句』と思っていませんか?実はそんな事はありません。どこかで区切って読むのかな?と思うような長い句もあります。是非俳句作りの参考にしてみてください。
10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

赤色字 町広報発行日 紫色字 記念館休館日 
茶色字 図書館休館日 
*菓子バチ写真省略
 これは先月のお茶会で使用された菓子鉢 です。焼き物の器なのですが、よーく見て ください。網目状になっているのが分かり ますか(◎o◎)?!
 とっても素敵で涼やかな気分になれました。 茶道のお道具は沢山あり、その素材も様々 です。日常生活ではなかなかお目にかかる ことのない物ばかりで、それもまた勉強になり ます。記念館でのお茶会は全く堅苦しいもので はないので興味のある方は是非!
 次回は9月17 日(日)八木先生です。お楽しみに☆
前ページへ戻る