第90号 2019年2月5日発行
尾崎放哉生誕記念行事・放哉講話
尾崎放哉と種田山頭火

山頭火ふるさと館
 西田 稔 館長
1月20日(日)、中央公民館で放哉講話を開催し、講師に『山頭火ふるさと館』西田稔館長をお招きしました。
尾崎放哉と同世代の自由律俳人・種田山頭火の誕生から終焉、多数の名句などを紹介してくださいました。放哉と対照しその関係性も交えながら、具体的に分かりやすくお話ししていただきました( )。

山頭火のふるさと句
 ふるさとの学校のからたちの花
 ふるさとの言葉のなかにすわる
 うまれた家はあとかたもないほうたる
一般的に、動の山頭火・静の放哉≠ニ並び評されている2人には、似ているところが多く見られます。社会的・経済的に恵まれた家に生まれ、成績・学歴も良く、層雲同人となり、 自由律俳句の代表的な俳人となりました。挫折も経験し、酒で身体を壊し、『放浪と孤独』の中で生きてきました。しかし『放浪と孤独』において少し違うところがあります。山頭火は活動的であり、 放哉は非活動的。この違いは、ふたりの気質によるもの、また健康状態によるものかと思われます。これについて荻原井泉水は『放哉の鴉はだまってゐる(内に潜んでゐる)のに、 山頭火の鴉は鳴いてゐる(外に向いて呼掛ける)』と評しています。
また、平成29年10月に開館した「山頭火ふるさと館」について、開館に至るまでの 経緯や開館後の取り組みなどをお話しくださいました。その取り組みの一環として「山頭火読本」を編集・製作し、防府市内の全小中学生9,500人に配布されたそうです。実際にその本を読ませて いただきましたが、写真も多く掲載されており、大変読みやすい内容となっています。(※記念館へご恵贈賜りましたので、興味のある方は記念館へ)
講演には約30名が出席し、山頭火の句に触れ貴重なお話に耳を傾けました。
 
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赤色字 町広報発行日 
紫色字 記念館休館日
茶色字 図書館休館日
次回のお茶会は 3月17日(日)です。
ぜひ、お越しください。
放哉さんの取材(*^0^*)
昨年末、しまのみらいプロジェクトのフリーペーパー「しまいろ」(3月発行予定)の取材があり、小豆島中央高校の生徒2名が来館されました( )。 『放哉の人柄』を中心に質問を受け、書簡や俳句、島での暮らしについてお話させていただきました。
2人とも学校での勉強がある中、とても丁寧に下調べをされていました。尾崎放哉∞自由律俳句≠ 若い世代に継承していくためにも、 意見を伺うことができ、記念館にと りましても大変勉強になりました。
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