科学の色>ライムライト

(1)刃物作り体験

 K知県T山田町で開催される刃物祭りで、刃物製作の体験ができるというので、高速をぶっ飛ばして行ってきた。

 午前の部は終了ということで、午後の申し込みと体験料500円払い、B級グルメや刃物の露天を冷やかしながらブラブラ・・・。美しいダマスカス模様のナイフには惹かれたが、値段がやばいので・・・というより、今回はオリジナルナイフ作りが目的。市販を越えるやつを作らなければ・・・。

 さてナイフ作り体験の開始だ。ナイフ型の厚さ2mm程度の鉄板がスタート。送風機の付いた四角い七輪で真っ赤に焼かれた鉄板を、ハンマーで何度も打つ。まさに「鉄は熱いうちに打て!」だ。刃の付く方を少しずつ薄くするのと同時に、ナイフの形も整えていく。焼いては打ち、叩いては焼く。

 大まかに形ができ、つぎにグラインダーで研磨。刃の部分を鋭角に削る。しかしながら、これでは刃物にならない。焼き鈍し状態なので、使い物にならない。

 次の行程は、焼き入れ。ここはプロの職人さんにお任せ。グラインダーで削り、砥石で仕上げ。「1枚が2枚に、2枚が4枚に・・・」紙程度なら造作もなく切れるオリジナルナイフが完成した!(^^)!

制作中の刃物 刃物作りの工程


 「鉄は熱いうちに打て!」は、銑鉄に含まれている炭素たたき出すため。今回は、鋼鉄がスタートであるのになぜ何度も焼いたのだろう・・・?などとぼんやり考えている中、ふとあることが頭をよぎった。

 なぜ鉄は焼くと、オレンジ色に光るのだろう??熱いからじゃ(@_@)では説明になっていないのでは・・・。キーワードは、ライムライト。

(2013/11/11、TAKA)

ライムライト:(1)刃物作り体験|(2)エジソンに挑戦
道路舗装:(1)緑っぽいアスファルト、緑の道(2)白いアスファルト
信号の謎(1)信号の謎(2)信号の謎(3)科学の色

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