自然の色

ユリノキの花(2)

 M木高校中庭の12本のユリノキ。花が咲かなくなって10年近く経つ。中庭が樹木で密集していることと、そしてユリノキが校舎に近く植えられているため、過剰の剪定が繰り返されていたようだ。

 下左の写真が剪定直後のもの。本来の樹形が無視され、異様な形になっている。宮沢賢治の「月夜のでんしんばしら」だ。ドッテテ、ドッテテ、ドッテテド・・・

 昨年の秋のユリノキの剪定時に、業者にゆるめの剪定をお願いした。3本の木はすでに過剰剪定が終わっていたが、残り9本は、ほんの少しゆるめの剪定となった。花芽が残っていれば・・・。

 3月頃から例のはんてん形の葉が、少しずつ芽を出す。4月、何となく例年より生い茂っているような気が・・・。早く、花芽を出せ、ユリノキ・・・。毎日祈るように見守っていた。

 あ〜(^O^)咲いている〜!(^^)!。 5月15日のことだ。チューリップのような形をした薄オレンジ色した大きな花が咲いている(^_^)v


過剰な剪定を受けたユリノキ 月夜の電信柱 ユリノキの花


 県内のユリノキは、県立図書館の周り(20本程度)、K池寛通り(40本程度)にも植えられているが、いずれも街路樹なので剪定せざるを得ないのか、樹形がいびつとなり1〜2割程度の樹しか花が咲いていない。きっとユリノキは街路樹には向いていないのだ。 

(2012/5/27、TAKA)

ユリノキの花(1)|ユリノキの花(2)
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