自然の色>紅葉

(6)ラッパ銀杏

 「常光寺のラッパ銀杏って知ってる?」
 物理のT條先生の怪しげな情報だ。
その内容は、
銀杏の葉っぱがラッパ状である!
ラッパ状の銀杏の樹は世界でも数少ない!!
常光寺はなんとM木町にある!(^^)!
 M木町の住民であるTAKAは、Googleマップで常光寺の位置を調べ、早速調査に出かけた。 (なんと常光寺は、TAKAの家から歩いて10分ぐらいの距離。 毎日通っている幹線道路からも大きな銀杏の樹が2本見えているではないか(^_^;)。)

 銀杏の樹目がけて、狭い進入路を突進。入り口前には、車が10台程度駐車できるスペースがあった。

 常光寺は、思ったより大きく由緒ありそうなお寺である。大銀杏は、数日前の冷え込みできれいに黄葉しており、地面は黄色い絨毯と化している。 ギンナン(銀杏)もあちこちに見られるが、肝心のラッパ状の葉が見あたらない。 近くにいたおじさん(ひょっとしたら住職さんかもしれない)に恐る恐る声をかけた。

常光寺と銀杏、右側がラッパ銀杏 世界で7本?ラッパ銀杏


 おじさんは近所に住むHさんという方で、ラッパ銀杏や常光寺についていろいろ教えてくださった。

Hさんの話
常光寺のラッパ銀杏は、20年前発見された。
2本の銀杏のうち、北側の樹だけが葉がラッパ状になる。(穴が空いていないので漏斗ではないとのこと。ラッパにも穴が・・・)
世界で7番目に発見された。世界に7本しかない!
ラッパ状になるのは、1%程度。小ぶりである。
ラッパ銀杏にもギンナンはなるが、おいしくない。(?)
常光寺には、昔、アイ・ ジョージ(歌手)が集団学童疎開でいたことがある。落書きもあった。???
 なんかわからないが、メチャクチャためになったような気がする。20枚程度ラッパ銀杏をお土産に幸せな気分で常光寺を後にした。


 PS:今日の四国新聞にラッパ銀杏の記事が出ていた。常光寺のラッパ銀杏は県の保存木の指定を受けているようだ。 県内に数例の樹が確認されており、他にT瀬町薬師院にあるとのこと。

(2008/11/30、TAKA)

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