自然の色>七色の虹

休耕田に映った虹

初めての○○虹(2)

 虹の写真撮影は難しい。年に数回出るかどうか(本当はもっと出ているかも、気が付かないだけ・・・)、さらに虹が出たとき手元にカメラはない。

 加えて今回気が付いたのが、通常のカメラ(レンズ)では、虹全体は写らないということ。 珈琲カップの虹シリーズで、さんざん虹の大きさについて解説しているのに・・・ m(_ _)m

 虹の視野角(画角)は、主虹で84°、副虹では101°である。ただしこれは、太陽が水平位置(日の出、日の入り)の場合であり、赤色の力のない光では虹はできない。 夏の4時・5時の時間であれば、せいぜい主虹は70°程度であろう。

 焦点距離35mmのカメラ(レンズ)の画角は63.4°であるが、これは対角線の値。水平画角は54.4°であり、これでは虹全体を写すことは不可能。(下図の赤枠が焦点距離35mmのカメラの写る範囲)

焦点距離35mmのカメラの写る範囲


 虹全体を写すには焦点距離15mm、さらに副虹まで写すには焦点距離13mm程度のの超広角レンズもしくは魚眼レンズが必要となる。 一眼レフすら持っていないTAKAには高嶺の花である。そのうち長男RYOを騙して購入させよう。


焦点距離(mm)131518212428355985
対角線(°)11811110091.784.175.463.446.828.6
水平(°)108100.49081.273.765.554.439.623.9


 

2枚を合成した虹

(2007/9/16、TAKA)

初めての○○虹(1)|初めての○○虹(2)|初めての副虹初めての過剰虹2007年8月14日
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