自然の色

空の色(3)

青い空(低地)
 私たちは 山のあちらに
 青く 光ってゐる空を
 淡く 流れていく雲を
 ながめてゐた 言葉すくなく
 (「草に寝て」立原道造)


私たちの見る空は、青く輝いています。これは波長の短い青系統の光が散乱しているためです。

藍色の空(高地、白馬) ところでヒマラヤのような高地に行くと、空は藍色に見え紫外線が非常に強くなります。

これは空気が薄いためで、青色の散乱が減りさらに波長の短い藍色・紫外線が散乱するためです。

空の色は、空気の色でありその濃さや光が通過する距離によって少しずつ変化します。

もう少し地球の空気が濃ければ、緑の空が見えるかもしれません(^o^)

たばこの煙を紫煙と呼びますが、これも青系統の色が煙に散乱することが原因です。

空気の色空気の色(2)|空気の色(3)|赤い夕焼け黒い雲
七色の虹(1)七色の虹(3)流星(1)流星(2)


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