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(7)エナガ団子(その１)

　エナガは群れでエサを食べながら巡回する。メジロやシジュウカラときにはコゲラが混じっていることもあり、その群れに出くわしたときは興奮する。

　エナガの巣立ち後しばらくは、親鳥がヒナ数羽を引き連れ巡回する。ヒナに体力がないためか、時々移動をやめ休憩するがその時ヒナが同じ枝にかたまり団子状？になる。これがエナガ団子(下左写真、2017/5/1)である。親たちは少し離れた所で見張っていて、暫くすると休憩が終了、親の泣き声で再び移動し始める。

　この微笑ましいエナガ団子、なかなか撮影させてもらえない。期間が短く場所が決まっていないことに加え、敵に見つかりにくくするためかけっこう高いところで枝や葉が被ってしまいがち。

　今年こそと２月頃からエナガの様子や行動を観察している。特に巣作りしているところを見つければ、抱卵(２週間)・巣立ちまで(２週間)と団子を作る時期を特定しやすくなるので注意してみていたが、何度も空振りに終わっていた。

　先日、やっと羽を加えた親(下中写真)を発見(^_^)v、追いかけて巣も発見(下右写真)した。羽を加えていると言うことは、内装中であり完成も間近(*^_^*)のようだ。きっと１ヶ月後ぐらいには、微笑ましいエナガ団子が見られるであろう。

　　　 　　　

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（2019/5/1、TAKA）

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