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(3)お菊虫
『ジャコウアゲハ』(麝香鳳蝶、麝香揚羽、学名: Byasa alcinous)(黒いアゲハチョウです)
そのネーミングは、なんて妖しい響きだろう!
そしてそのサナギが、『後ろ手に縛られた女性のような姿』をしている(右写真)ので、「お菊虫」(怪談皿屋敷)と呼ばれると聞くとちょっとドキッともする。虫撮りK氏は、なんとこの『ジャコウアゲハ』が一番好きというからさらに怪しさが爆発する!!
先日とある池で、地面にはいつくばって何やらしている方にお会いした。その人の話によると、数日後にこの付近の野焼きがあるので『ジャコウアゲハ』のサナギを探し安全な場所に避難させるとのこと。その辺りには、局部的に『ジャコウアゲハ』に必要な「ウマノスズクサ」が生えていて、それを含めて保護活動をしているそうだ。
4月中旬ごろに、その辺りには黒い『ジャコウアゲハ』が舞っているそうだ。ぜひ見に行きたい。
成虫が発生するのは春から夏にかけてで、その間に3-4回発生する。成虫は日中の午前8時ごろから午後5時ごろまで活動するとみられる。
川原や荒地などの明るい場所や生息地の上を緩やかに飛ぶ。河川付近によく見られるのは、そこが食草の一つである草本のウマノスズクサの成育環境であるからで、畑の生垣付近などウマノスズクサの成育環境があれば見られる。また、木本のオオバウマノスズクサを食草とする地域では、オオバウマノスズクサの生育環境である山林の林縁部、渓谷などで本種が見られる。
幼虫はウマノスズクサ類を食草とする。食草を良く食べ、食草がなくなると共食いをすることもある。 冬は蛹で越冬し、この時期の蛹は数か月羽化せずに過ごす。暖かい時期の蛹は1-2週間ほどで羽化するが、ときに長期休眠する蛹もある。(ウィキペディアから引用)
(2021/2/15、TAKA)
アゲハ:(1)カラスアゲハ|(2)サナギは地味|(3)お菊虫
ツマグロヒョウモン:(1)ヘビメタサナギ|★毛虫の画像あり(2)赤黒やばい(>_<)
黒いチョウ::(1)アゲハ|(2)モドキ
シンジュサン:カラフル芋虫(1)|カラフル芋虫(2)|カラフル芋虫(3)|
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